「島判官」ってご存知ですか?
札幌で育った僕は知っていたんですが、最近、佐賀の人と酒飲んでて盛り上がりました。
http://www.city.sapporo.jp/kensetsu/stn/What/what02.html
というように札幌じゃ有名人。
「判官」は役職名であってファーストネームではないですよ(笑)。
http://www.sapporo-factory.co.jp/beer_museum/kaitakujsi-beer/hisanari1-a.html
http://www.city.sapporo.jp/chuo/history/history_2_4.html
で、佐賀から札幌、というか鍋島藩から蝦夷地に赴任して、わずか2カ月で金使いすぎで更迭されてます。
でも、札幌の西側の丘から市内の方向を眺めて、「あそこ(テレビ塔のあたり)を中心にして、京都のように碁盤の目にしよう」って言い出したってだけで、後世に名が残りました。
12月に赴任して2月に更迭ですから、実際には原野の雪かきしてただけですよ。
まともな計画立てて開拓したのは、その後任の岩村ナントカですが、島判官(フルネーム、忘れてた)のほうがはるかに有名です。
歴史って不思議ですね〜。
後世に名が残る人は、理念を提示してあとは託す、というか、後を誰が継いでもブレないような理念を(分かりやすく)提示できるという、ま、コンセプトメーカーでなきゃいけないってことではないかと、いまさらながらですが、思ったわけですね。