■ペットボトル詰め札幌の水道水、東京で発売(asahi.comの記事へ)
ま、札幌は、都市の規模の割には、水道水が美味しいので有名なんですけど、、、。
(今は横浜でマンション暮らしですが、それでも十分美味いと思いますですけどねぇ)
気温が低いうえ、雪解け水が豊富なので、水が冷たい訳で、これが、飲んだ時の美味さにつながるわけですが、それ以外にも札幌の地形が美味さに影響しています。
札幌は、中心部を南から北に流れる豊平川が、山から急に平地に出たところに造った扇状地に広がる街です。
扇状地は、水はけがよい砂礫層なので、地下を流れる伏流水が豊富です。また、上流から下流に向かって、緩やかな勾配が形成されています。
その扇状地の扇の要付近に浄水場を設置して、末端の方に下水処理場を配置すれば、上水道も下水道もポンプ場要らずで実現、という理屈だそうです。
(高いビルなどもあるので、今でもそれだけで動いてるとは思えませんが、、、)
というわけで、豊富な冷たい水を上流のほうで浄水して1回しか使わない、変なところで溜めたり汲み上げなおしたりしないので、ま、首都圏のような下流で取水(上流の下水ということになります)した水道水よりも美味いわけですね。
ま、しかし、500mlで120円といえば、クリスタルガイザー(米国産の水。ミネラルウオーターの中では安い方)より高い(苦笑)。
こりゃ、買わないですねぇ。
塩素の入ってない水道水はイカンのでは? とか本末転倒な話もアリで、、、(爆)。
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