木曜夜の東京国際フォーラムは、パット・メセニー・グループ。
7人編成で、完成の域に達しているPMGの音を約3時間。
音楽的にも、演奏としても、素晴らしい完成度であった。
同行者と話していたのだが、彼らの演奏からは「バンド」を感じない。
メンバーの力量はすごいものだし、音にも個性はあるのだが、そういったバンド的な要素よりも、全体としての「PMGの音」のほうが勝っている、という。
オーケストラに近い感覚、とでも言えるか?
あと、人の声って大事ですねえ。
今回、リチャード・ボナは来なかったけれど、ギターシンセとボーカルのユニゾンで厚みを出すところが、PMGならでは、だったなあ、、、。
それにしても、ジーンズにボーダーシャツで、小走りに登場するパット・メセニーは、なかなかエージレスな感じでいいなあ、、、。
あ、同行者は、最近一緒に仕事をしている人なのだが、実は15年前のライブ・アンダー・ザ・スカイの「パラレル・リアリティーズ」でパット・メセニーを同じ会場で体験していたことが判明している。
ま、15年も経つってことは、お互い年を取ったってことですねえ、、、。
投稿情報: ttanabe | 2005/04/24 18:39