就職で東京に出てきて、アパート暮らしを始めた頃、テレビはなかったがさすがに電話(施設設置負担金8万円の黒電話)は引いた。
通話料は毎月、判で押したように30円だった。
当時は某メーカー系ソフト会社に勤務していたが、月に遅刻3回、トータル180分(だったかな?)までは査定に響かない、というレギュレーションがあった。
そうなると、月に3回、目一杯その範囲で遅刻するようになるものである。
「今日遅れます〜」と月に3回、会社に連絡するためだけに電話を使っていたのだった。
遅刻はイカン!って言ってりゃ、なるべく遅刻しないんだけど、下手に月に3回、180分まで、なんてレギュレーション作るから、目一杯それを使うほうに回るわけである。
ダメなやり方の典型ですね(苦笑)。
もちろん、体調不良とか、役所や銀行に行かなきゃならん、というような事情を勘案した話でもあるのだろうけれど、裏を返せば、どんな事情だろうがその範囲でしか私用は認めない、という企業の意志の現れであるとも思う。
さすがにその会社も、その後フレックスタイムになりましたが、コアタイム(10時-15時だったかな?)に遅れると、やっぱり遅刻なのでした(笑)。
今は、遅刻という概念がありません。
世の中変わるもんだなあ(爆)。
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