テレビを全くと言って良いほど見なくなった。
・自分の部屋にテレビがない、
・家族が起きていてテレビを見ているような時間には帰らない、
・朝でも「ながら」で付けっぱなしにしているのが嫌いだ、
・いつもテレビの音(CMだったりバラエティだったり)が聞えているような生活は貧乏くさくて嫌だ
・見なければ見ないなりに暮らしていけるので、これは見逃せない、なんてますます思わなくなった
というような理由による。
特に去年の10月に模様替えをして、寝ている部屋にテレビがなくなって以来、本当に見なくなった。
ベッドの脇にテレビがあった頃は、深夜のアニメの再放送(ガッチャマンと明日のジョー2)を見たりしていたのだが、そんなこともなくなった。
BSだ、CSだ、CATVだ、デジタルだ、多チャンネルだ、などという話はまったく関係ないのである。何かの番組を録画(家族がHDDレコーダーを使っている)したこともあるが、録画しただけで見ないのである。
こんな状態で何が起こるかと言うと、例えば先日、同僚にソフトバンクインベストメントの北尾社長の物真似をしているヤツがいたのだが、テレビを見ていないので、口調の物真似がまったく理解できなかった。また、女優とできちゃった結婚した中村なんとかという俳優の名前(漢字)をどう読めば良いのかも分らなかった。
新聞とWebを中心に、情報は文字でしか入ってこない状態が続いていて、読み方や口調、声といったリッチな部分の情報がかなり抜け落ちているのが最近なのである。20年くらい前に、就職で東京に出てきたばかりのころも、4年間くらいテレビがなかった。そのため、同世代が懐かしむような当時のドラマなんかの情報がすっぽりと抜け落ちているのであるが、その頃は何も問題だと感じられなかった。
しかし現在、インターネットでメディアの仕事をしている立場としては、これはあきらかにイカンことではないかと思うのである。テレビとネットの連携なんて、これじゃ、とても考えられるわけがないのである。
唯一の例外は、競馬である。週に1時間弱だけ、日曜日の競馬だけはテレビで見る。出かけていて外で見ることもあれば、クルマのラジオで聴くこともあるが、競馬だけは例外的存在だ。ま、これも、夏のローカル競馬になれば、見ないことが多くなるので、本当にテレビを見ない夏の日々がそろそろ始まるわけである。
お元気ですか?(笑)
その昔、誰かが「テレビ業界の人はテレビゲームについてもっと知らないといけない」と言っていたことを、ふと思い出しました。
私はと言えば、自分のニュースサイトの更新に飽きて以来、テレビはおろか、ネットもろくに見なかった時も…。さすがに話題についていけない時が多々ありました(笑)
投稿情報: 辰ツァン | 2005/06/11 22:18
わたしなんか、広告会社のくせして、テレビみてなかったりして。いけないなーと思う日々。
でも生活に欠かせないというほどのものではないですね。
可処分時間がもっとほしいと感じます。
投稿情報: フィールド | 2005/06/12 01:45
家族がテレビ好きなので、うちではテレビが付いてる時間が長いですね〜。わたしは一々見てないですけど。ほぼ環境ビデオみたいなもんです。CSフジで昔の番組をやってたりしますが、そういうのも流れてます。(てかついてます)たま〜にその時間に起きてたら「タモリ倶楽部」はチェックします。関西は放送が一週間遅れる上に深夜。
趣味の一つが公共放送ウォッチなんで、適宜必要になりそうな番組は見てます。溜まる一方のビデオは「BS世界のドキュメンタリー」とか「Nスペ」「NHKアーカイブス」とか。Nスペはなるべく見てチェックしてますけど、最近番組制作者の日本語力が落ちてるのを実感します。「BS世界のドキュメンタリー」は粒揃いでイイですよ。海外制作のドキュメンタリー50分尺のを集めてやってますけど、やはりわざわざ海外から買ってくる番組ですから。あとは、民放が夜中にこっそり流しているドキュメンタリーも見てます。民放はNHKと違って、視聴率が取れないドキュメンタリーはなかなか作れないので、逆に言うと深夜枠で流れてる25-45分尺のドキュメンタリーは、力作が多かったりします。NHKは予算のかけ方が違うから、枠によってはカメラ回しまくりなんだけど、民放のドキュメンタリーはそんなにお金を掛けてられないので、涙なくしては見られない、というバックグランドもありますが。たぶんNスペの予算を聞くと、民放ドキュメンタリー制作者は卒倒するな。
投稿情報: いおり | 2005/06/12 08:01
>テレビとネットの連携なんて、これじゃ、とても考えられるわけがないのである。
大丈夫、テレビの人もテレビ見てないから(爆)
投稿情報: 玉田 | 2005/06/13 00:19