A day in the life

太陽系に第10惑星

今日はこれでしょう。

■太陽系に第10惑星か、冥王星の1.5倍　NASA（asahi.com）
　http://www.asahi.com/science/news/TKY200507300143.html

いや、まだまだいろいろあるもんですねえ。

開高健は、未知の食べ物のことを「新しい天体」と呼び、
好奇心の塊となって壮絶に食べて歩きました。

人間には二種類あります。
食べたことないものを「どんな味なんだろう？」と、まず食べてみるタイプと、
食べたことがないものは食べないタイプです。
人類は、後者によってリスクを回避してきた側面は否定しませんが、
前者によってイノベートされてきたのは確かでしょう。
ま、芋を海水で洗ったり温泉につかるサルなんかも、同じようなものかもしれません。
かく言う僕も、スノボはやらずに昔ながらの2メーターのスキーでしか滑らなかったり、
なわけですが。

でも、マジでいるんですよね。

「何で食わないの？」
「いや、食ったことないから」

これ、最高ですね。
ま、これじゃ親を越えることは絶対にできません（笑）。
そもそも、はじめてのモノを食い続けて、大きくなるわけですね。

太陽系に第10惑星、まさに新しい天体、ですねえ、、、。

フェーン現象

「今日は暑っついねえ、、、」
「“フェーン現象”だからねっ！」

などといってる人の8割は、フェーン現象の正確なメカニズムを知らないと思う（笑）。


それにしても、今日は暑かったですねえ、、、。
ボタンダウンシャツはおろか、ジャケットまで汗が染みてきました。
湿気がそうでもないのと風が吹いていたのが救いです。

ま、フェーン現象ですからねえ（笑）。

「包丁と千円札間違えた」

■「包丁と千円札間違えた」　強盗容疑者が自分で１１０番

もー、可笑し過ぎ。
言い訳としては最高です。

財布の中に紙のような包丁が入ってるらしい、、、。
ダメだ、オナカイタイ。

台風は肩すかし

台風はまったくの肩すかし。
午後の雨がちょっとひどかっただけで、、、。

実は、本日、傘を持っていなかった（笑）。
しかし、一切、濡れなかったのである。
雨が上がってから家を出て、雨が降り出す前に会社に着き、
雨の最中は会社にいて、会社を出る頃にはもう止んでいた。

天気予報と体温計を必要以上に重視するやつは信用しない。
体温を計っても、熱は下がらんのである（笑）。

それにしても、世の中、台風にビビり過ぎ。
飲み屋は閉まってるし、電車はガラガラ。
（なんだ、みんな早く帰れるんじゃん、と）
普段は人でごった返している駅も閑散としていた。

一応、21時に東京湾か、って話だったんで、22時過ぎまで会社にいたんですが、、、。

今頃騒いでいるアスベスト

アスベストが騒がれてますが、これ、80年代に完全に分かってた話で、今頃になって「実は、」、「実は弊社も、」という感じでみんなで回りを見ながら「今なら言える」と公表しはじめている、という状態ですねえ、、、。

ま、法的にオフィシャルにダメになったのが今年なのだとしても、欧州ではもう20年も前に禁止だったし、少なくとも日本にだって「日本石綿協会」なんて社団法人はずいぶん前からあったわけです。
役所、メーカー、業界団体、マスコミ、アカデミズムと、どいつもこいつも怠慢で、無知な庶民とマスコミが「聞いてないよ」とビビっている、という図式ですね。

極めつけはこれ。
「幹線道路わきに住んでいるが、エンジンブレーキにアスベストが使われていると聞いて、不安でたまらない」---。
（某投書からの抜粋）

「エンジンブレーキ」にアスベスト、ってとこが味噌もクソも一緒になってしまっていてダメですねえ。
正確には、ブレーキパッドとクラッチ、その他に断熱材など、でしょう。
こういう人にも分かるような広報ってのは大変だなあ、と思う一方で、こうなってしまうと、得体の知れない恐怖が支配的になってしまい、後で何を説明してもなかなか論理的に受け入れることが難しいわけですね。

中皮腫の潜伏期間を考えたら、むしろこれからでしょう。
でも、吸い込んでいたら必ずガンになるわけではなくて、このガンになったとしたら原因はまず間違いなくアスベスト、という話なので、いたずらに怖がってもいけません。
なんたって潜伏期間が平均37、8年なんですから。
（僕なんかも、学生時代のバイトでけっこう吸い込んでいるはず）

よく引き合いに出される数字ですが、交通事故で年間1万人、自殺は3万人以上。1年間に死ぬ人（約100万人）の3分の1はガンで死ぬ、というのが現実です。中皮腫の潜伏期間中に別なことが原因で死ぬかもしれませんし。

ま、こういった話は、アスベストに限りませんねぇ、、、。
（鳥インフルエンザなんて、かなり危ないと思います。特効薬タミフルを使いすぎている日本で、耐タミフル性のウイルスが出現する可能性は高いでしょう。これも、関係者はもう分かってるでしょうけど）

NHK番組改編問題？

asahi.com の社会面。朝６時から８連射しています。
URLを見ると、７〜１１が抜けていて、けっこう気になる。

しかし、トップ面の社会ジャンルをこれだけつぶして８本並べるってのもなんだかな、と。
http://www.asahi.com/home.html

気合いは感じられるものの、若干、空回り気味な感じもなくはない。
1本だけヘッドラインにしてあとは記事中にリンクを並べても良いのではないか、と。

* ＮＨＫ番組改変問題８―取材・報道への指摘について(06:02)
http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY200507250013.html

* ＮＨＫ番組改変問題７―当時の取材　安倍晋三議員(06:02)
http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY200507250012.html

* ＮＨＫ番組改変問題６―当時の取材　中川昭一議員(06:02)
http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY200507250006.html

* ＮＨＫ番組改変問題５―当時の取材　松尾武元放送総局長(06:01)
http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY200507250005.html

* ＮＨＫ番組改変問題４―ＮＨＫの見解　政治家の指示ない(06:01)
http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY200507250004.html

* ＮＨＫ番組改変問題３―検証・番組改変の経緯(06:01)
http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY200507250003.html

●ＮＨＫ番組改変問題２―取材の総括(06:01)
http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY200507250002.html

●ＮＨＫ番組改変問題１―読者の皆様へ(06:00)
http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY200507250001.html

※「●」は署名記事。編集担当常務と東京社会部長。

ま、気持ちは分りますが、、、。
NHKの「今は政治と闘えない」「経営判断だ」ってのも、分らんでもない。

いずれにせよ、この手の話は大なり小なり日常的にあるだろうし、その部分の判断こそがいろいろな立場の報道機関の生命線だと思うので、一概に「改変した／しない」の二元論に持って行かない方が良いと思うのですね。

たまにはパイプでも、、、

20代の頃、一時期パイプに凝っていた。
当時は、紙巻きも吸っていたけれど、パイプは格別だった。
年に1本、暮れのボーナス時期に買っては、一人暮らしのアパートで吸っていた。
今でも4本残っていて（写真は3本。1本は壊れ中）、
すっとしたまっすぐなデザインのが好きで、そんなのばかり。

気に入っていた葉が入ってこなくなったり、禁煙のご時世でデパートの煙草売り場がなくなったりではあるのだが、ま、たまに吸うととても美味いと思う。

ただ、いつも吸っていないと吸い方が下手くそになっていて、すぐ消えちまうんですね。
焦って吸うと、湿気たような、いがらっぽいような味になるし。

熾きのような状態で、じわーっと燃えて、葉っぱの1枚1枚が分るような燃え方になるようにすると美味いんですが、、、。

ごくまれに、街を歩いていると、香りますね。
たいてい「先輩」ですが、、、。

今は、紙巻きはやめたけれど、パイプはたまに吸います。
ま、でも、これは自宅のものですねえ、、、。
シガーバーでも、ちょっとどうかと思います。

ガチンコ対決！

ガチンコ対決、と言われても、なんか違うような気もしますけれど、、、。
上野の国立科学博物館のイベント「縄文 vs 弥生」。
駅のポスター（2枚組み）が恐ろしく不気味です。
モデル2人の目つきがイッてます（笑）。

ま、さらっと見て、蕎麦屋で一杯やって帰ってくるんですかねえ、、、。

【座右】FUSION

フュージョンって既に死語に近いのかもしれませんが、これは、フュージョン好きなら座右の書、と言える1冊。
「FUSION」（熊谷美広著、シンコーミュージック）。
ジャズほどにはデータで聴くって側面が少ないフュージョンですが、それだけにデータ本も少ない。
やはり、データがあるとないのとでは、聴き方も違ってくるはずで、これは役に立ちます。

先日の酒の席でのヨタ話で、
「60年代に4ビートが完成、70年代に8ビートが完成、80年代には16ビート（含む32ビート）が完成した」
というのがありましたが、70年代から80年代にかけての音楽の歴史は、フュージョン抜きには語れないでしょう。

で、64は手に余る。これってCPUの話みたいですねえ、と、オチたのでした。

【完読】偽善系 正義の味方にご用心

これも知人に勧められた本。
「偽善系　正義の味方にご用心！」（日垣 隆著、文春文庫）。
日垣氏が容赦なくぶった切る偽善的状況、偽善的行動、偽善的評論、偽善的書籍。
特に「名著」と言われる書籍批判には２章を割いているが、これは参考になる。
そこまで言うか、というくらいの筆致と内容で、若干の閉塞感もなくはないが、
そこはかとないユーモア（しかし、核心を突いており、誤摩化してはいない）に救われる。