「ジブリマジック」(梶山寿子著、講談社)を読んだ。
ジブリの辣腕プロデューサーである鈴木敏夫の仕事ぶりに丹念な取材で迫った本。
鈴木氏の仕事の進め方は、宮崎駿や高畑勲との間でしか機能しない、
などと言われることもあるそうだが、
プロジェクトのサイズ、関係者の数などを考えると、かなりの最適解にあると思わされた。
アニメのテーマと時代の空気に対してブレない感じがすばらしいと思うし、
「クリエーターをリスペクトする」ということの意味を再確認させられた。
ジブリと日本テレビ(ジブリアニメは日テレでしか放映しない)の関係、
ディズニーとの関係、ジブリがいっぱいシリーズとの関係、
プロダクションアイジーとの関係、徳間書店との関係、ローソンとの関係、
などなど、ばらばらだった情報が一つにつながってすっきりしたのも嬉しい(笑)。
ビジネスは「人」である、とつくづく思う。
これ、面白そうですね。
先の「からくり民主主義」と一緒に買いたいと思います。
※メアド、ダミーで入れちゃいました(^^;)
投稿情報: 辰ツァン | 2005/08/31 22:18
あ、メアド、出ちゃうんだ。ダミー、全然かまわんですよ。
投稿情報: ttanabe | 2005/09/01 01:15