ヘタがついたまま、水でちょっと洗っただけのナスを焼く。
このとき、200ccくらいの空き缶2個(理想は四隅で4個)に水を入れて加熱しないようにしてガス台に置き、その上に網を載せる。
この工夫がポイント。太いナスは魚焼きのグリルには入らんし、単にガス台に網では火が近すぎる。
中火で数分焼いて、皮が焦げてきたら、ひっくり返す。
太い場合は、さらに90度ひねって、両面焼きで火が回らなかった、側面を少し焼く。
皮が炭化するほど焼きすぎないように注意して火から下し、細めの竹串をヘタの付け根から皮だけを浮かせるくらいに浅く差し込み、先の方へスライドさせる。
上手く焼けていると、1センチ幅くらいできれいに皮だけが剥がれる。
ま、多少、炭化した皮もあったりするが、適当に竹串と手でつまんで皮をむく。
ヘタを落として、丸裸になったナスを1センチ幅くらいに輪切りにして、皿に盛る。
削り節と大葉の細切りを少し(大葉はなくてもよろし)。
醤油をたらす。
あー、なんて美味いんでしょう。
冷めても美味いし、薄い出汁に浸しても良い。
指先で軽くひねった白ゴマなんてのも、ちょっとアクセントに良いかもしれない。
全部皮をむいてからオーブントースターで焼く、なんて簡便レシピもあるようですが、焼きナスのポイントは、皮を捨てる前提で、皮の内側でナスの水分を閉じ込めて沸騰させるような感じで焼く、ってことなんですね。
確かに、焼き上がったナスの皮をむくのがちょっと面倒ではありますが、竹串でやればけっこう簡単なんですけどね。
皮のちょっと焦げたのが香ばしいのも、いいもんですねえ、、、。
ま、6本作ったので、つまんだ左手の人差し指の先がちょっとひりひりしてますけどね。
焼き茄子シーズンですな〜。
ああ、読んだら作りたくなっちゃった。皮を剥くときに、中の水分をこぼさないようにするのが結構大変。
内地の茄子はおいしいよね。
ちなみに京都には
西京味噌で作る焼き茄子のおみおつけ
がありますが、あの甘い味噌は、ダメなヒトが多いよね。しのび芥子がポイント。
投稿情報: いおり | 2005/09/05 01:52
>西京味噌で作る焼き茄子のおみおつけ
これは、まさに京都、ですねえ、、、。
西京味噌は、けっこう好きですが、もっぱら魚の味噌漬。
この味噌汁は食べたことありません。
普段は、赤味噌でナスの味噌汁、ですねえ。
ナスと味噌もいいですが、ナスと油がまた合いますねえ。
クシ形に切って、(良く水を切って)油で素揚げにし、酒、醤油、おろししょうがを合わせておいた濃い目のタレに、熱いまま漬けてしまう、ってのは、簡単で美味いです。
あとは、オリーブオイルとニンニクで軽く焦げるくらい焼いて、トマトソースとパルミジャーノをかけて、オーブンで焼く、とか。
酒も選ばないし、ナスはえらいですね(笑)
投稿情報: ttanabe | 2005/09/05 18:32