ニューヨーク郊外のベルモント競馬場、である。
月曜、火曜以外は、競馬をやっている。
マジソンスクエアガーデンの地下を11時53分発のロングアイランド鉄道(LIRR)で30分弱。
駅からは府中競馬場のように、通路を数百メートル歩いていく。
写真左は、入り口付近から見た第4コーナー。
フラットな左回りのコース。内側の芝コースで1周2000メートルちょっとかな?
13時に第1レース、ほぼ30分間隔で夕方まで。
馬券は、Winner(単勝)、Exacta(馬単)を中心に買う。
Quinella(馬連)は発売されないことの方が多い。
写真中は、第1レースのゴールの様子(1着4着だった)。
写真右は、的中させた第2レースの馬券とプログラム(妙に青いが、紙は白です。補正が面倒)。
プログラムを見ると、1200メートルのダート(一番外はダート)であることが分かる。
右上に「Exacta Quinella、、、」などとあるのは、発売される馬券の種類。
馬連が発売されて、単勝が発売されないという、変なレース。
馬券は、カウンターの人に口頭でお願いして発券してもらう(プリペイドカード用の自動発券機もある)。
知らない馬、知らないジョッキー、馬柱のない英語(当然だが)のプログラムだけが頼り、という状況。
ステークスレースではない、いわゆる平場のレースばかりだったせいもあって、草競馬っぽい雰囲気がなんともいえない。
府中や中山よりはるかに素朴で、大井に近い雰囲気かなあ、、、。
中央なら札幌あたりの夏のローカルの雰囲気に似たものがあった。
ま、ともかく、素晴らしい秋晴れの下で、ビールだのバーボンソーダだのを飲みながら、ちょっとずつ馬券を買っては馬が走るのを見ているのは、何とも言えないゆるゆるした時間なのだった。
帰りの列車が15時45分と最終レース終了後の2本しかないので、5レースまでやって途中でマンハッタンに戻ることにした。
結果は、2つのレースを的中させて、晩飯代くらいが浮いた勘定。
最後にちょっと気合いを入れてみた5レースは、得意の1着3着で、、、。
ま、ゴール板前で叫んでいるオジさんと言い、1着3着な結果と言い、どこでやろうとも、競馬は予定調和に溢れているのだった。
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