Highland Park というシングルモルトウイスキーがある。
スコットランドの北部のオークニー諸島にある世界最北の蒸留所が作るウイスキーである。
初めて飲んだ時、よさが全然わからなかった。
重厚ではあるものの、あまりにバランスが良くて、なんだか個性に乏しいように感じたのだ。
でも、ま、慣れるに従って、このバランス感を楽しむようになったし、
何より、ロックや水割りで飲んで美味いシングルモルトがあることを分からせてくれた。
シングルモルトの特に加水していないカスクストレングスは、50度はおろか60度を超えるような
キツい酒なので、多少水を落として飲むのも悪くないのである。
シングルモルトを水割りで、なんて言うと、顔をしかめる人もいそうだけれど、水で薄まることで、
複雑な味が解きほぐされるような感じで分かりやすくなるし、
なにより割っても薄っぺらにならないのが、ハイランドパークの素晴らしいところ。
ハイランドパークには、レギュラーだと、12年と18年があるが、水割り、ロックには12年か、、、。
18年はさすがにコクや甘みが素晴らしく、刺激的な感じはないので、ちょっと水で割るのは躊躇してしまうけれど、、、。
なんて酒を普通に飲んでいるのは、日本くらいなんだよな。
ま、なかなか手に入らんどパーク、と。
オヤジギャグ炸裂…、に思わずコメントです(笑)。
ちなみに「三岳」も手に入らんど…(トホホ)
投稿情報: フォトライター菊池 | 2005/12/20 09:09