横浜中華街に久しぶりに行った。昔ながらの店もあるけれど、すっかりきれいになりましたねぇ、、、。
最近は、店先で売っている肉まんとかを歩きながら食ってるうちに腹がいっぱいになってレストランに入らない、
という客も多いらしく、日曜の夕方なんかでも、ひところのようにどの店も並んでいる、なんてことはない。
ま、これはこれで、商売としてはどうかと思うが、大体、困らずに店に入れるのはゆっくり食べたいものにはありがたい。
84年にこっちに出てきたばかりの頃は、バイクに乗って朝粥を食べに行ったり、桜木町のWINSで馬券を買っては何か食べに行ったり、
元町のポピー(ツルシのジャケットはサイズがなくて買えなかった)にネクタイを買いに行ったり、ジャズ喫茶でレコードを聴いていたり、
関内や桜木町の中古カメラ屋を回ってみたり、と横浜や中華街のあたりには毎週のように行っていた。
中華街のメインストリートで、店頭に吊るしてある焼いたアヒルを半身くらいとチャーシュー、ハナマキなどを買って帰り、
アヒルの半分とチンゲンサイでスープを作り、残りはハナマキに巻いて食べる、なんてのも、
いかにも横浜・中華街って感じで、田舎もんの自分には新鮮で嬉しい体験だった。
雑貨屋で100円とかの缶詰め(鳥と大根のスープ煮など)を買って帰ったら、中身が全部錆びていた、なんてこともあって笑えた。
よく行っていたお粥屋は健在だったし、20年前から客が並んでいるのだが、ま、味は普通の店も、相変わらず行列だった。
今回は、知り合いの板前の卵が中華街に行った事がないというので、そんなに値段の張らないところだったが連れて行った。
10年くらい前にできた新しめの店(けっこう気に入っている)で普通に食べて、別の点心屋でちょっと食べて、バーでウイスキーを飲んで、という。
オヤジ2人(もう一人はオレより上)に挟まれて、あまりリラックスできなかったかも知れんけどね。
写真は、カエルの辛味炒め、トウミョウの炒め物。
中華街と言えば、「オフィシャルのWebサイト」が素晴らしい。
左のナビゲーションで「マップガイド」を選んで、おおまかな地図で大体の場所を選んで、
出てくる細かい地図で店名をクリックすると、すべてのお店のガイドページが同じ使い勝手で出てくる。
これとは別に、店の名前でも、料理のジャンルでも検索可能。
この人たち、商売敵であり、地域で一丸になってプロモーションする立場でもあるわけなのだが、
独自にwebを上げているような大きな店であっても、このオフィシャルサイトのフォーマットでちゃんと情報を出している。
商売であるのに、このくらいのことが同じ会社の中でさえできないってのが多いんですよ(苦笑)。
ま、それはさておき、中華街でのんびり飯を食う、ってのは良いもんですねえ、、、。
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