日曜の昼にロンドンから帰国。
盛りだくさんだったけど、結局、世界遺産ですねぇ、、、。
英国で決めてるんじゃ?って話もなくはないが(笑)。
ビッグ・ベンは巨大だし、ストーンヘンジはただただ不思議だ。
ビッグ・ベンは大きなお城の一部だけれど、石でできたこんなに大きな建築物を何百年も使い続ける、というのが、そもそも日本とはまったく違う。
地震も台風もない土地柄、風土の賜物か。一回作ったら自然には壊れない(笑)。
賃貸の物件などを見ても、建物自体はレンガ作りで古いのだが、内装や建具をすっかり新調(ま、日本でいうところのリフォーム)したら、「新築」って書いて貸し出しているくらい。
「Air Conditioned Office」なんてのも、売り物になってるし(笑)。
ちなみにクルマも、エアコンなしが普通。借りた新しい「ミニ」もエアコンはついていなかった。
で、そのミニでロンドンから西に1時間半ほどのところにあるストーンヘンジまでドライブ。
羊がのんびりしてるような牧草地帯の中に、こつ然とあるのが何とも不思議である。
ロープが張ってあって中には入れないのだが、かなり近くまで近寄れるし、ぐるっと周りを一周できるようになっている。
周辺を見渡してもそこが一段高くなっているわけでもないし、何の変哲もないところに作られている。
周辺に大きな石が取れるようなところは見当たらないし、運ぶにしても海からは100キロ以上あるだろう。大きな川がそばを流れているわけでもない。
「なんで、ここに!?」ということしか考えさせない不思議な場所であった。
感心したのは、駐車場。2ポンド払って停めるのだが、ストーンヘンジの入場料5ポンドを払って見物した客は、ストーンヘンジのチケットを見せると駐車料金が戻ってくる、という運営。
ま、近寄らなくて良いならば、柵の外から遠巻きに見て、駐車場代だけで済ませることもできるのだが、せっかくだからね。
英国では、そこここでこの手の合理的なやり方が見えて、社会の仕組みとして興味深かった。
ま、食べたものの話などは、また、次回にでも(笑)。
それと、写真が不調なのは、携帯(もちろん圏外)で撮ったため。サイズをちょっと大きくしたら、耐えられんですね。
実は今回、銀塩カメラだけを持って行ったのだが、2本撮って3本目を詰めた段階でタクシーに置き忘れてしまった。
やむなく使った携帯のカメラではあるが、今日アップしているのはそのおかげでもある(フィルムは現像中)ので、ちょっと複雑でもある。
置き忘れた銀塩カメラは、けっこう気に入っていたものなので、ロンドンの Public Carriage Office に問い合わせる(週末はやってない)のだが、ま、戻ってこないだろうなあ、、、。