6月に入って「冷し中華」を解禁した。
ま、釣りで言うところの鮎釣り解禁のようなもんですね。
立派な中華料理店に行って1500円も出せば、かなりの確率でそれなりに美味いのが食えると思うけれど、ここはひとつ、1000円以内で美味い冷し中華を探そう、ということでいろいろ試し中。
麺の太さ、冷え具合、トッピングされた具の必然性と相性、タレの味、全体のバランスなど、実はなかなか難しい。
ラーメンが美味い店の冷し中華が美味いとは限らんし、ポリシーで冷し中華を出さない店もある。
ま、確かに、冷し中華ってのはラーメンとしては邪道な感じもなくはないが、ま、そこはそれ、季節ものってことで。
季節ものと言っても、真夏な感じではなくて、梅雨時な感じであるのも、なかなか不思議ではある(オレだけか?)。
「ひやしちゅうかっ!」という語感にも、何とも言えない安っぽさがあっていい(その証拠に高い店ではナントカ冷麺とか涼麺とか言う)し、独特の季節感が詰まっているように感じられる。
写真(クリックすると拡大します)は、今のところベストだった一品。
野菜や蒸し鶏、チャーシューなどを千切りではなくて指の先くらいにゴロゴロと切ってあるところが特徴。
芥子ではなくて辛味ソースが添えられる。
これに限らず冷し中華はヘルシーだ。
飲み干したくなるようなスープはないし、ほうれん草を練り込んだ緑の麺と具は魚介類と海藻だけとか、葉ものの野菜をたっぷり乗せたものとか。
ま、水菜をたっぷり乗せたのなんかは、食感、味ともに多少の疑問もあるのだが、、、。
あと、チャーシューは豚の脂が固まりがちなので、蒸し鶏とハムくらいのほうが良いような気がする。
で、きゅうりと錦糸卵はやっぱり大事。
タレに関しては、好みもあれど、醤油ベースでちょっと酸っぱいのが基本かな?
味噌ダレは、どうしても、変化球という感じになると思う。
ま、いろいろうるさいこと言ってますが、最大の問題は、昼飯をそれだけで済ませるには、ちょっと量が少ないってことかな?(笑)
求む! 「量も味のうち」って冷し中華!
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