「薄造り」ってのがありますね。
主に白身で身がしっかりした魚を生で食べるときに、皿の模様が透けて見えるくらいに薄く削いで、花のように敷き詰めたりしますね。
見た目もキレイでハッタリが利きます(笑)。
薄造りにする魚といえば、ふぐが代表的ですかね? ヒラメなんかもありますね。
確かにふぐは身がしっかりしているので、ぶつ切りではちょっと食べにくいかな、とは思いますが、薄造りでは淡白に過ぎるようにも思います。
いきなり5切れくらい口に放り込みたいところです(笑)。
写真は、穴子の薄造り。
寿司屋で穴子といえば、典型的な「仕事が問われるネタ」ですね。
煮たのをちょっと炙ってから握って、ツメをちょっと付けて食べるのが普通です。
先日、某老舗居酒屋では、いったん軽く焼いてから煮付けにしたのを出してくれました。
いずれも、穴子といえば、そのふっくらした食感に特徴があります。
で、薄造り。
これは、脂の乗りと味の濃厚さ、身の歯ごたえと、今まで食べたどの魚の薄造りとも違いました。
薄造りにすることの意味がよく分かるものでした。
穴子って生で食べると身がしっかりしてるんですね。寿司屋なんかでふっくらするのは、まさに仕事だ、と。
ポン酢とわさび醤油が出てきましたが、ポン酢の方が合うように思います。
わさびもいけますが、普通の刺身よりわさび少なめ、ですね。
捌いた穴子の骨とアタマを唐揚げにした骨せんべいも美味い(笑)。
東京の東の外れ、葛西駅のすぐ近くのお店です。
遠い(といっても事務所から40分くらい)のでなかなか行けませんが、、、。
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