学生の頃に温泉に開眼した。
当時の北海道は、国道の峠越えの区間はダートが普通(狩勝峠、日勝峠、三国峠、当丸峠などなど)だった。
オフロードバイクで出かけては、山の温泉をハシゴしていた。
トムラウシ温泉、幌加温泉なども印象深いが、道南の渡島半島の山道をくまなく走っては温泉に入り、一日に六湯ハシゴしたのが最高であった。
当時から、自分が入るとその分だけ湯船からお湯が溢れるとか、お湯を飲むためのコップが置いてある、といった源泉掛け流しの温泉の見分け方を体得していた(笑)。
というか、設備もクソもなく、湧いているお湯を引いてきているだけ、というような風情の宿ばかりを選んでいた。
スキーと温泉のベストマッチも学生時代に教えられた。
ニセコの鯉川温泉であった。最近、夏だったが、20年ぶりに泊まったが、変わらぬ宿とお湯が嬉しかった。
東京のコンピュータ系の会社に就職してからも、休みには東北の温泉宿を訪ねて回った。
どうせ、北海道に帰省なんてしないと思い、オフロードバイクに乗って上京していたので、足には困らなかった。
ほとんど毎年行くようになった山形の温泉も、その頃に初めて泊まった。
学生の頃から温泉とは、シブかったですね。
狩勝峠や日勝峠は最近、家族旅行で通りましたが、あれが舗装されていないと、かなりワイルドですね。
投稿情報: shigeki | 2006/09/08 21:55