ここ数年は、筆記用具としては、クロスとウォーターマンのボールペンをメインに使っていた。
写真上から、
・ウォーターマンのボールペン
・クロスのボールペン(中太字)
・クロスのボールペン(細字)
・パイロットの万年筆(20年以上)
・パイロットの万年筆(昨日、購入)
ですね(左の茶色いのはパイプ用のタバコ)。
年末年始の間に、しばらく使っていなかったパイロットの万年筆(写真、銀色)を復活させようと、インクカートリッジを買った。
スポイトで吸うのも風情があってよいものだけれど、ま、カートリッジで。
この万年筆は、学生時代のバイト先(某新聞社の世論調査チーム)からの卒業記念で、銀製の軸にその新聞社の名前が刻印されている。
記念の品であり、モノとしてもかなり気に入っている。銀は曇るので、たまに磨いたりしていた。
ところが、ちょっと使ってみたら、その万年筆のペン先が開いてしまってダメになっていることが判明した。
ペン先は毛細管現象で先までインクを吸い出すので、開いてしまってはインクが出てこない。
せっかく買ったパイロットの青インクのカートリッジが無駄になるのが口惜しくて、パイロットの新しい万年筆(写真、一番下)を買ってしまった(苦笑)。
インクは420円、万年筆は5250円であった、、、。
完全に本末転倒である。
ま、万年筆ってのは高いのは高いから、5000円くらいではたいそうなことは言えんのではあるが、、、。
ま、それにしてもね、、、。
そりゃともかく,万年筆ってのは、どこまでホントか知らんけど、インク成分による囲い込みが激しいのである。
インクの箱には、
「同じような色でも、メーカーによって成分が違うので、混ぜると化学反応で大変なことになります」
などという意味のことが書いてある。
標準化もクソもないな、と思ったが、ま、クロスなどのボールペンの替芯も根は同じである。
それもともかく、新品の万年筆を買うとインクカートリッジを1本つけてくれるそうなのだが、黒しかダメだという。
僕は、青が好きなので青を所望したら、納得できる合理的な理由もないまま、黒以外ダメであった。
ま、一介の店員さんじゃデシジョン(カートリッジ1本、数十円なんだけどね)できないんだろうということで、「違う色を混ぜると大変なことになる(笑)みたいなので、黒なら不要。要りません。万年筆だけください」ということにした。
というか、ここで黒をもらったら、青いインクのために万年筆を新調した意味がない(苦笑)。
いまどき、万年筆を買う客なんて居ないんだろうとは思います。
ま、でも、なんだか筆記用具が充実して嬉しいのでありました。
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