厚生労働相の失言は、海外でもタイトルのような表現で報道されているようですね。
ま、発言に怒るというよりは、「やっぱりこんなもんだよな」という感じで呆れている、というのが正確なところですねぇ、、、。
抗議したり気勢を上げたりしている「ジェンダー」をはき違えた女性議員の反応を含めて、ですね。
又聞きですが、釈明だかコメントだかで大臣からは「娘には“男性並み”の教育を、、、」というような発言もあったようで、結局、なんで失言扱いなのか意味さえ分かってないのだな、と思いましたね(苦笑)。
ま、「深くお詫び」するだけならタダなので、適当に謝っておけ、ってところなんでしょう(笑)。
ジェンダーの問題は、主義主張の話でもあるので、歩み寄れない人は歩み寄れないし、落としどころを見つけるような問題でもないと思います。
今回の問題は、言ってはいけないことを立場的に最も言うべきでない人(ま、閣僚ポストなんて適性もクソもないのはみんな知ってるにしても)が言ってしまったことに対して、日本の政府や与野党、首相、さらには有権者を含めて、どういう対応を取るのか、ということが世界から注目されてるってことですね。
で、今の状況は、相当に恥ずかしいことであるな、と思いますね。
ジェンダーを問うならば、夫婦別姓のほうがはるかに重要な問題だと思いますね。
女性議員だって意見が分かれてますよね。
それと、以下は極めて私的な意見なのでアレですが、「ウチの嫁」というように第三者の前で配偶者のことをヨメと呼ぶような人はちょっとどうかと思いますし、自分の家庭を名字に家(け)を付けて「●●家」(ラーメン屋じゃないんだよ〜)と言う人もかなりヤバいと思いますね(笑)。
家と土地を中心に男性が家督を、というようなものを強く感じる訳ですね。
何気ないだけに、かえって根が深いのではないですかね?
いずれにしても、大臣の発言といい、何気ない呼び方といい、かなり根源的な刷り込みがある問題なので、主義主張の話になっちゃうと不自然な過剰反応などにつながってしまいます。
理解し合えない人との間の溝は、そう簡単には埋まらない。
そういう意味もあって、社会のプロセスや仕組みとして、今回の厚生労働大臣の発言をどう処理して行くか、ということが問題なのだと思う訳ですね。
一応の謝罪はしましたが、うやむやのフェードアウトが最もまずいやり方なのではないかと思いますね。
ジェンダーについては、世代によって、ずいぶん考え方が違うような気がします。
内閣改造が近々あるのかどうか分かりませんが、問題発言の方は、うやむやのフェードアウトになりそうですね。
投稿情報: shigeki | 2007/02/14 20:50