思わず定冠詞の The を付けたくなるような、こてこての Good old-fashioned な札幌ラーメンの店を見つけた(笑)。
武蔵小山から中原街道に出たあたりに中原街道に面している「寶龍 荏原店」である。
自転車で事務所に向かう途中にあって前から気になっていたのだが、朝はまだ開いてないし、「暗くなったらラーメンは食べない」と決めているので、帰りはいつも素通りだったのだ。
先日、土曜の昼前に前を通ったので、入ってみたところ、これが、「こてこての Good old-fashioned な札幌ラーメン」だったのでとても嬉しかったのであった。
寶龍のwebサイトは下記。
↓
http://www.houryu.co.jp/
なんと、新丸子や横浜にもあるではないか!
札幌ラーメンの店としては、「満龍」(恵比寿ガーデンプレイスや綱島にある)というのも、札幌ラーメンらしいのであるが、寶龍のラーメンはさらに「らしさ」が際立っている。
(あ、恵比寿の「北斗」ってとこも、けっこういい線行っているけどね)
濃厚な味噌味(まずは味噌ラーメンからです。今度、醤油ラーメンにしてみます:笑)というだけでなく、中華鍋できちんと炒めたモヤシと、そこにスープを注いで味噌を溶く、この間、中華鍋は強火のガス台にかけっぱなし、という基本に忠実な作り方(味噌を丼で溶いているようでは、なんだか線が細くてイカン)。
その結果、熱い油(炒め物ってのは熱した油の味が美味いのだ)がスープの上に漂っている状態で、スープがとにかく熱い。
お、サイトにも、熱いスープがこだわりで、そのため衛生的(?)なラーメンに、と書いてある(苦笑)。
麺は黄色っぽい縮れ麺で、太くもなく細くもない。熱いスープがしっかり絡む、というもの。
チャーシューも下手に炙りナントカ(こげ臭くてイカン)などと言わず、シンプルなちょっとチープなチャーシューである。
いや、それにしても、久しぶりにこれぞ札幌ラーメンというのを食べられた。
ま、最近の札幌での流行りは、こういうのじゃなくって、魚系出汁だったり、とんこつ系だったりで、札幌ラーメンと一口に言っても、その味の系統の流行り廃りはなかなか激しいものがあるのだけれどね。
ここは、間違いなく、20年くらい前に全盛だった味の系統で、いまだに迫力があるな、というお話。
しかも、味噌600円、醤油550円は、安い。ま、800円とかのラーメン屋は反省だな。
おお、寶龍じゃないですか。
いつも前だけ通ってます。(親が7条2丁目にいるので)確かにオールドというか定番な味噌ラーメンですね。奈良のうちから一番近いのは上新庄か。(遠いぞ)
やっぱり味噌ラーメンは、ラードが浮いたスープじゃないと(違
投稿情報: iori3 | 2007/05/15 20:35