外国為替証拠金取引、である。FX、あるいはForexなどという。
最近、ネット証券に口座を開いて、FXによる資産運用(ま、資産ってほどじゃないんですけどね:笑)を開始した。
FXというのは、2%(証券会社によって異なるけれど)といった少額の証拠金で外貨を運用できる仕組みである。
例えば、1ドル124円なら、1万ドル124万円を2万5000円程度の証拠金で運用できる。
1万ドルだからドル/円レートが1円上下すれば、損益は1万円上下する。
もし、2万5000円の投資で1万円のリターンだとすれば、40%の運用益という計算になる。
普通の株式投資や投資信託で40%の運用益はなかなか難しいので、証拠金の何倍もの外貨を運用できるFXはなかなか魅力的だ。もちろん、損が出たときも同じように何倍にもなって返ってくる。
これに、対象通貨の発行国の金利差によって「スワップ」というお金が発生する。
日本の金利はとても低いので、たいていの通貨との間でスワップ益が期待できる。
さらに、外国為替市場は、世界中で24時間動いている。酒を飲んだり、寝ている間にも、刻々と状況は変化する。
それがインターネットで24時間リアルタイムに更新され、いつでも売買できるということで、ヘビーにのめり込むと大変なことになる(笑)。
ちょっとやってみただけで、まだまだ超初心者ではありますが、なんとなく感覚もつかめてきたようで、ま、これからかな?
例えば、最初のグラフは昨夜のカナダドル/円レートの30分ごとの変化。21時過ぎに急に落ちて(矢印)、ちょっと持ち直して、翌日には元の水準に近いとこまで。
この21時過ぎのとこだけで、1万カナダドル単位なので、すぐに万単位の損益に反映するから大変。
でも、これは、21時から翌日の早朝までの話なので、酒飲んで、そのまま寝てしまって、朝慌てて家を出る、なんて暮らしではまったく気付かないことになる。
とはいえ、2枚目のグラフ(こっちは1日ごとの変化)のように、長い目で見ると一本調子の円安なので、あまり騒いでも仕方ない、という見方もできる。
自分はどうしたいのか? が問われているわけで、なかなか面白い世界だな、と。
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