FX(外国為替証拠金取引)の影響が多分にあるけれど、最近、「インターネットというものは投資のツールである」と痛感している。もう一つの大きな要素は「コミュニケーションのツール」。
インターネットやパソコンは、「ミッションクリティカルな業務には使えない」などと言われた時期もあったけれど、今ではホントに様変わりしている。ブラウザベースで世界のあらゆる通貨ペアのレートがリアルタイムに確認できて、しかもリアルタイムに売買の注文が可能、さらにその結果はリアルタイムに個人の口座情報にまで反映される、そしてそのシステムが24時間動いている。
誰も「インターネットは品質の保証がない」なんて言わない。ユーザーが自分で工夫して精一杯の環境を整えて勝負している。通信環境も投資の結果も、自己責任なのですね。世界は、インターネットを通じて金融という「共通言語」で24時間つながっているのだと思う。
もう一つのコミュニケーションに関しては、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やML(メーリングリスト)などのコミュニケーション・サービスを使っていく中で確信したことであって、ビジネスからプライベートまで、インターネットは人間のコミュニケーションスタイルを劇的に変化させたと思うし、今後も手放せない存在であり続けると思う。
僕は、メディアの会社に所属していわゆる「Webメディア」の運営をしていたことがあるけれど、インターネットはメディアのためのインフラとしては、いくつかの理由から最強ではないと思います。
それについては、こっち(http://www.ttana.be/hybridmedia_lab/2007/08/post.html)に書いておきました。
というわけで、今のところの僕の結論は、インターネットはコミュニケーションと投資のインフラでありツールである、というものです。そしてこれら二つはいずれも、睡眠時間を遠慮なく削ってくれますね(笑)。
※ http://www.ttana.be/hybridmedia_lab/2007/08/post.html のサマリです。
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