ま、いろいろあって、今年は久しぶりに北海道に行くことにした。
初日と2日目は、レンタカーで動いたのだが、これもいろいろあって、ホンダS-2000を借りた。
オープン2シーター、DOHC4気筒、フロントエンジン・リアドライブである。
しかし、北海道は記録的猛暑に見舞われていて、はっきり言ってオープンカーには暑すぎるのであった(苦笑)。
ま、でも、支笏湖(写真は支笏湖と風不死岳)から札幌へ向かうワインディングをフルオープンで走るのは、なかなか得がたい体験ではあった。
クロスレシオの6速マニュアルミッションは、タッチもギア比も素晴らしかった。
エンジンは、フラットで粘り強くて、現代の工業製品としては素晴らしいんだけれど、スポーツカーとしてはもうちょっとトルクの山がはっきりしたほうが面白いのではないかと思ったな。
とはいえこれは、ずぼらなシフトでもまったく困らずにコーナーを抜けていける、というメリット(なのか?)にはつながっているのだが、、、。
いずれにせよ、ほぼニュートラルステアのシャーシと足回りは、かなりの安定感があって、ステアリングを切れば切るだけ曲がってくれるし、バネ下がバタつくこともなくて、素晴らしく乗りやすいスポーツカーなのだった。
スリリング、という意味では、普段乗っているALFA75ツインスパークのほうがはるかに上ではあるのだが、ま、製造された時代が違うので、直接的な比較はあまり意味がないのだろう。
そして、S-2000 は現代のクルマであるからして、ちゃんとエアコンも付いているのであった。
幌(開閉がとっても簡単。運転席に座ったままでOK)を閉めてエアコンを利かせると、とても涼しい空間を作ってくれる。
それはそれで、日焼けもしないしありがたいのだが、ただ狭いだけの普通のクルマになってしまって、まったく面白くないのであった。
あと、色が黄色で目立つので、悪いことはできない感じで参ったね(別に悪いことしないけど:爆)。
ま、クルマってのは匿名性が高いとダメなんだよね。
違法駐車だのバッド・マナーだのが平気になりがちで、、、。
これは、以前、ALFAの代車で紺色のクラウンに載ったときに痛感したのですね。
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