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昨夜は、一つ前のエントリにある「超・iPodサウンド」のセミナーでした。
比較試聴に使ったiPodは、第5世代(+ROCKbox)、第5.5世代(+デジタルアウト改造)、出たばっかりのclassicの3機種(写真左)。
CDプレーヤとも比較しながら、フォープレイ、ピアノソロ、アコースティックギターソロ、女性ボーカルなどをけっこうな音量で鳴らして楽しいひと時でした。
CDプレーヤ、iPod3台に同じファイルを入れて、アンプのセレクターで切り換えての試聴です(写真右)。
持参したスピーカ(JBL 4312)も、久しぶりに大音量で鳴って20年選手であることを感じさせませんでしたね(笑)。
企画した本人がこういうのもアレですが、最大のメッセージは、実は、iPodの音質改善ではなくて、デジタルを武器にオーディオがどっちに向かっているか、ということだったみたいですね。
・CDやSACDといったメーカー都合のメディアからフリーになる
・再生はソフトウエアの問題でありハードとしての「プレーヤ」の問題ではない
・ソースの音質はユーザーが選ぶ
といった方向かな、と思うわけですね。その身近な一つの例がiPodであった、ということなのでしょう。
とにかく、ROCKboxによる音質改善は相当なものだし、デジタルアウトで外部DACにしたらどんな音になるのだろう、大きな音で比べてみたい、という欲求から始まったのですが、意外に重いテーマが隠れていましたね。
とは言うものの、上記の3つをテーマにしてしまっては、これはセミナー/イベントとしては、当たり前で面白くなさそうなんですよね(笑)。
もう一つは、ソースがデジタル化されて、増幅もイコライジングも全てデジタル化されるわけですが、最後はスピーカで空気を揺らすわけで、アンプとスピーカのアナログな部分がやっぱり面白いな、とも思いましたね。
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