10月中旬にアップルから「Mac OS X Leopardがやってくる。今すぐ注文しよう」というメールが来て、その通りに予約していたものが26日に到着した。
さっそく、事務所のiMacにインストール。
何の問題もなくインストールが完了して、Windows用のパーティションを切ってそこにXPを入れて、BootCampでデュアルブートに。
一番変わったのは、ソフトの動きが機敏になったこと。
なんとなくもっさりしていたMac OSだけれど、相当速くなりました。
インテルのCore2Duoチップへの対応が進んだためと思われるけれど、「OSをアップグレードしたら、重くならずに速くなった」というのは、これまでにない新鮮な感じですね(笑)。
DellのデスクトップはCoreDuoで、iMacはCore2Duoなので、Windowsに関しても最速マシンになりました。
機能のほうは、劇的に変わった訳ではないので、さほど驚きはないのですが、Finder(Windowsのエクスプローラーに相当)に写真にあるようなiPod touchのようなインタフェースが追加されて、なかなかイイですね。
しかし、WindowsってOSを買ってまでアップグレードする気にならないんだけど、Mac OSは買っちゃうなぁ、、、。
自宅のiBookは、最初はPantherが入ってたけれど、Spotlightが使いたくてTigerを買ってアップグレードしたし。
Windowsと違って、一世代くらい古いマシンでも新しいOSを入れたからといって重くなったりしないんだよね。
Windowsの場合は、例えば、2000の入ったPCをXPにしたりはしないよなぁ、、、。
サービスパックでさえけっこう重くなるし、セキュリティソフトがまた重い。
95から98にして動かなくなったとか、98にセキュリティアップデートをすべて適用したら、重くて使い物にならなくなったとか、過去、いくつか痛い目に遭っているのも事実なんだよね。
ま、Vistaはまだ使っていないけれど、XPからVistaなんて論外だ(苦笑)。
重くなるし、移行のトラブルも多い(らしい)。
Windowsは、買う時点で最新の一番いいのを買って、最小限のセキュリティアップデートでやりすごすのが、最も長持ちして安上がリに思える。
途中でOSをアップグレードしようなんて思ってはイカン。
OSアップグレードするくらいなら、マシンを買い換えたほうが良いのではないかなぁ、、、。
ま、でも、そうは言っても、アップルの場合、RISCのPowerPCからインテルチップに移行したのが最近で、やっとソフトの体制が整ってハードの能力を発揮させられるようになった、ということはあるね。
それが、たまたま、「OSをアップグレードしたら速くなるなんて、今までにはなかった」なんて感想につながっている面はあるわけで、商売というか、製品のアピールってのは難しいもんですね(笑)。
Pentiumまでのマイクロソフトとインテルは、ターゲットマシン、ターゲットOSという意味では、これ以上ない密な関係だったわけで、チップへのアジャストというよりは、同じマシンに高機能なOSじゃ重くなって当然、という感じではあったと思うけど(VistaがCoreDuoアーキテクチャにどのくらい対応してるか知りませんが、、、)。
それが「常識」になっていただけに、なかなか面白い体験でありました。