レッドソックスの野球ってのは、日本的な野球の対極にあるなぁ。
ポストシーズン、送りバントはたったの1回。で、20回からダブルプレーを食らっている。
それでも、打ち勝つんだからすごいなぁ、、、。
1アウト1塁3塁とかで、ダブルプレーで無得点って信じられんよね(苦笑)。
スクイズとか犠牲フライとか、ぼてぼての内野ゴロでゲッツー崩れとか、なんかあるだろ、と思うけど、強烈なゴロが真っ正面で楽々ゲッツー、だったりする。
それと、やっぱりラミレスのレフトだよな。これは、まったく最高だ。
「グリーンモンスターの主」と言われるだけのことはある。
あの髪型と傷だらけのヘルメットの下に被ってる水泳帽みたいな変な帽子が何とも言えん(笑)。
ま、フェンウエイじゃなかったらDHだよね。
足は遅いし、守備はヘタクソだし、肩もたいしたことない。
カージナルスの田口のほうが、守備という意味でははるかに上だ。
でも、グリーンモンスターを前提にした「打球を追わない守り」だけはすごいね。
今日だって、ロフトンのレフトオーバーを全く追わずに、クッションボールが来る地点で待ち構え、普段は絶対に見せない素早い動きで右手で捕ってそのまま送球してセカンドで刺したのは、「これしかできませんけど、これだったら絶対にアウトにします」という見事な技。
本人も、刺した後のポーズまで決めていた。
ま、ヘッドスライディングのロフトンの手がちょっと早いような気もしたけれど、あれこそ歌舞伎的な予定調和の世界なので、セーフとは言えない雰囲気だよね。
ロフトンもレフトだからあのプレーの価値がよく分かるだろうし、抗議もせずにすぐにベンチに戻ったけれど、あそこでがたがた言っちゃ粋じゃないよね。
ともかく、松坂、岡島、おめでとう! 松井稼と対決だ。
(日本シリーズより面白そうだよ)
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