それにしても、オーディオってのは、果てしない道であるな、、、。
スピーカーケーブルを替えてみたら、左のスピーカの音が小さいのが嫌にはっきりするようになった。前からちょっと感じていたのだが、セッティングのせいもあるんだろうと、思っていた。
左右をつなぎ変えてみたら、やっぱり同じスピーカーが不調なので、アンプの問題ではない、と。
これは、ネットワークのコンデンサが劣化したかな?
このスピーカ、JBLの4312(1985年製)は3ウエイ構成。通常ならハイカットして低音しか出さないウーファをスルーで使っていて、スコーカもツイータも、コンデンサ1個のローカットフィルタのみでつないでいる、というシンプルなネットワークになっている。これは、コンデンサさえ交換すれば、リフレッシュしそうな感じがする。
まず、ウーファを外して、スコーカ、ツィータを外す。
いずれもバッフルにへばりついていて簡単に取れないので、マイナスドライバーをこじ入れて外す。
バッフル面の多少の傷は、どうせ塗り直すってことで気にせず、ガリガリとドライバをこじ入れる。
スコーカの後ろのサブ音室は、ボンドで固定されているので、これもマイナスドライバーをこじ入れて、無理矢理に引っぺがす。
真ん中のバスレフポートも取り外してバッフルに付いているものは全部外れたので、中を覗く。
すると右上のアッテネータの裏あたりに、コンデンサがへばりついているのが見える。
が、これでは手が届かないし、コンデンサをハンダ付けするなんて作業ができない。
バッフル表面のロゴのプレート(金属の薄いプレート)を引っぺがすと、アッテネータのところにネットワーク基盤を固定しているネジがあるので、これをはずす。
で、出てきたのが写真下。
紙で巻いたオールドファッションなコンデンサが2個。
3.0UFと8.0MFって書いてある。
秋葉原に同じ容量のものを探しに行かないとなりませんね。
あと、小さいコンデンサ(黄色いの、見えてるでしょ)が2個あって、これは、TI .01K 200V DC って書いてある。
ま、ネットワーク関係は、エンクロージュアの底の方にまとめてもらいたいもんだな。
というわけで、コンデンサはほぼ同じくらいの容量で交換して、組み直す前にバッフル面とかキレイに塗り直して仕上げる、ってことで、材料、パーツ等を調達中(笑)。
ロゴのプレートも引っぺがすときに、ベコベコになってしまったので、英数字のシールかなんかを使ってちょっとカッコよく(良いかどうかは個人の趣味にもよるけどね:笑)作り直してみよう。
いやいや、こういう工作は楽しいもんだね。
次回は、コンデンサ交換とバッフル面の塗装、組み直しと音出し、あたりまでを報告する予定。ま、週末作業かな?
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