この数年、札幌に行ってラーメンは食べないことはあっても、スープカレーを食べないことはない。
札幌の新しい名物だと思うし、どのお店もなかなか工夫していて、それぞれに美味しい。
一番気に入っているのは、中央区南9条西11丁目の「マッサーラ」かな?
最初に食べた時のインパクトということもあって、かなり気に入っている。
なぜか、ピンポイントで休みの日に当たったりして、2回に1回くらいしか食べられないのだけれど、、、。
4月11日に「スープカレー横丁」ってのができた、ということで、早速行ってみた。
(もちろん、札幌へは別件で行ったのだが、せっかくだから、ということで:笑)
4丁目の交差点をまっすぐ東に進んで、創成川を渡ったあたりのビルの地下にカレーのお店が6店入っている。
今回は、ライスを控えめにしつつ3店ハシゴ(笑)。
写真は、「ラサタ」(札幌のサラサラ系)の日替わりアスパラ肉巻きカレーと「ワンダー」(富良野から出店した濃厚系の豚角煮カレー)。
場所がちょっと地味だけれど、企画は悪くないですね。
カレーも個性を競っていて、なかなかレベルが高い(3店しか試していないけど、、、)。
欲を言うと、リピートしにくい人が1日でなるべくいろいろ食べられるような、ハーフサイズのメニューや全店共通チケット/スタンプ帳みたいなのがあると、嬉しいかもね。
すすきののラーメン横丁もそうだけど、お店が集まってるだけで、普通のフルサイズのメニューしかない。
(3軒回ると3000円近い:苦笑)
ま、普通の食事のために何回も来てね、というスタンスなんだろうけれど、新横浜のラーメン博物館みたいにお店をいろいろ回ってくれ、という楽しませ方を工夫しても良いのではないか、と。
ラーメンは丼が小さいと、本来の味にならんけれど、カレーはインド料理屋の小さい皿とかを見ても、なんか工夫の余地はありそうだな、と。
ま、とはいえ、スープカレーのハシゴをしていると、「ラーメンの汁だけを飲んで歩いているような気分」にもなってきたので、ま、いろいろ難しいもんだな、とも思います(笑)。
あと、入り口が地味で休みなのかと思ったよ(笑)。
横浜在住なのであまりしょっちゅうは行けないけれど、長く続くことを願っております。
で、その前日に札幌入りしたときにちょっと時間がなくてサクッと食べたのが、札幌駅の地下鉄の改札に近いビルの地下にある「コロンボ」のチキンカレー。
これは普通盛(これで、か?)。
高校生の頃、腹を空かせては、ここの大盛りを食いに行ったものだ。
何年ぶりかなぁ、、、。
当時は、もっとさらっとしたカレーで、今流行りのスープカレーっぽかったような記憶があるけれど、トロッとした普通っぽいカレールーになっていますね。
ま、でも、ゆで卵の輪切りを乗せた玉子カレーとか懐かしい。
写真のごとくの盛の良さなんだけれど、ちょっとご飯が多くて、飯を少なめにすれば良かったと思いつつ、飯を残すモードで食べていたら、お店のお姉さんが、ルーに比して残りがちなご飯を見て、
「ルー、足しましょうか?」
と聞いてくれる。
いったん断ったものの、遠慮したかと思ったらしく、再度、
「ちょっとだけでもかけますよ」
と、、、。
「札幌 カリー コロンボ」で検索したら出るわ出るわ、、、(笑)。
学生の頃よく行った、なんて書き込みも多くて笑える。
1973年創業だそうで、札幌オリンピックの翌年であるな。
確か、はじめて行ったのは高校1年のときだと思う。
というわけで、このお店、もう35年くらいになるんだけれど、こういうおおらかな商売のスタイル(ルー追加OKって聞いたことないよ)でOKなんだから、あまりセコイ商売のしかたをするのもどうかと思うわけですね。
なんの変哲もないカレーだけれど、美味いよ(笑)。
カツカレーはカツを揚げるのでちょっと時間がかかるけれど、他はさっと出てくるのもありがたい。
というわけで、札幌の新旧カレーは、なかなか満足なのでありました。