佐々木俊尚氏の最新著作「インフォコモンズ」(講談社)。
Web3.0って何?って話から、この1年くらいの間にネットで起こったこと、起ころうとしていることが、非常に分かりやすく書かれている。
Web3.0って何?って話から、この1年くらいの間にネットで起こったこと、起ころうとしていることが、非常に分かりやすく書かれている。
佐々木氏のこれまでの本の中でも、ベストに近いんじゃないでしょうか?
CNETにブログを書き始めた頃は、ちょっと力みすぎではないか、と思われたのですが、この本は肩の力が抜けた感じがします。
気合は入っているんだろうけれど、それを感じさせないというか、なんというか。
Web2.0で増えすぎて拡散しすぎた情報をいかにユーザー側に寄せてくるか、それには、パーソナル化とリコメンドがキーワードになる、というあたりは納得できる指摘だと思います。
ここに書かれていることを背景にして、これから始まったり、登場したりするネットサービスを見ると、そのサービスの意図や意味が理解しやすいと思いますね。
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