吉野家は、店舗によってはカレーがありますね。
お約束の「牛あいのり」(「あいがけ」だとすき家のパクリだな)もあるけれど、ここはひとつシンプルに並のビーフカレー380円を(Webにはプレーンカレー290円なんてのもあるが、、、)。
ま、カレーとしてはたいしたことない、つか、380円なのでぜんぜんOKなんだけれど、私が吉野家を評価する理由の一つが、このカレーの出し方にありました。
「福神漬けが小皿で別盛りになっている」 (「量も味のうち」に写真掲載しました)
これは、素晴らしい気遣いだと思います。
福神漬けは多くの場合、カレーがかかっていない飯の上に欲しいかどうかの確認もないままにに無造作に乗っけてあって、汁が飯にしみ込み赤くなってしまっています(ま、それが好きな人もいなくはないでしょうが、、、)。
これなんか典型的ですね。
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下手すりゃ、福神漬けがカレーのなかに埋まってるなんてのもあります。
これなんかは埋ってないけど、ご飯が見えないし、カレーに接している。
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で、今までで一番ウケたのは、ご飯のところにスプーンが置いてあって、そのスプーンの上に福神漬けがてんこ盛り、ってのですね。
これ、どうやって食い始めろ、と言うのでしょう?
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ま、肝心の吉野家の写真がありませんが、、、(笑)。
カレーとしてはごく普通で、刺身の醤油皿のようなのに福神漬けが別盛で出てきます。
安く出してんだから、小皿一つだってコストだと思うんですね。吉野家、頭が下がります(大げさだな:笑)。
これ以外にも、吉野家はなんとなく評価しています。その理由としては、
・券売機がない。客に食券を買わせず、口頭で注文を聞き、代金は手渡し
・夏の定番「うな丼」が素晴らしい(今年もお願いします:笑)
・つぶれそうになっても復活し、復活したらしたでBSEで牛がダメ、という花登筐のドラマのような波乱のビジネスぶり
などですね(笑)。 ホントに頭が下がります。
BSEと言えば、かつて吉野家系のカレー屋に「POT&POT」ってのがありましたが、BSE騒ぎを境に味がかなりあっさりしたものに変わりました。「ビーフ・コンソメスープ」なんてメニューも消えました。結構気に入っていたので残念でした、つか、もろもろ覚悟しました(ま、91年ころには、牛の脊髄の刺身なんかも何度も食いましたので、、、:笑)。
で、渋谷乗り換えで半蔵門に通っていた頃(もう10年くらい前ですかねぇ、、、)、渋谷のセンター街の入り口にあったPOT&POTで、朝の乗り換え時に週3回は朝カレーを食べていたのですが、なんとなく最近食べた吉野家のビーフカレーにはPOT&POTのカレーの面影があるような気がしましたね。
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