最近読んだ本、内田樹氏の「日本辺境論」。
ご本人も言っているけれど、「なんとなく感じていることを分かりやすい言葉ではっきりと示した」という側面はかなりある本ですね。
以下は、僕が「なんとなく感じていること」の例。 先の本には、「私」と「僕」の使い分けなんて話は書いてある(最初は僕で書いていて、後半で私に切り替えたので、全編私にしたそうです)が、こんなことは書いてない。 順不同です、念のため(笑)。
・大リーグはいつまでたっても「挑戦」の対象だ
・北海道からは「出てくる」ものである
・日本は金融/投資という手段を通じて世界から搾取の対象である
・グーグルを使う、あるいは担ぐとなんとなく嬉しい
・探していたデジカメがたまたまビックカメラに行ったら珍しく在庫があった。でも、価格コムで最低価格を確認しているうちに売り切れてしまった
・Webの新しい使い方を考えてもなんとなく自信がない、そもそも世界が相手にしてくれないと思い込んでいる
・ライフハックとか言われると、そうかな、と思ってしまう
・好きでもないのにプリウスを買ってしまう
こう見ていくと、やや強引に捉えれば、「辺境人」に共通する感覚は、「チキン」(臆病者)ではないか、と思うわけですね(笑)。
というわけで、「チキンの風」のアンケートです(相当に強引だ:笑)。
個人的には、北海道出身ってのもあって駒大苫小牧で甲子園で活躍した田中投手のことは応援しています。スパッと楽天に入ったのもよかった(4年間遊びたい、と思っても不思議はない:爆)。彼には、こういう決断力というか、失礼ながら鈍感ゆえの力みたいなものを感じるわけで、それこそが大リーグでも大事ではないか、などと僭越ながら思います。要するに(肉体的な自信からくるものはあるだろうけれど)「チキンではない」ということですね。
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