一つ前のエントリでちょっと触れた講談社のブルーバックスだけれど、物持ちが良いと言うかなんというか、ちょっと探したらゾロゾロ出てきた(笑)。
・宇宙線の謎
・何がオリオン大星雲で起こっているか
・太陽ニュートリノの謎
・電波で見た宇宙
・何が宇宙で起こっているか
・宇宙の終焉
・相対論的宇宙論
・相対性理論は難しくない
・銀河旅行
・太陽系45億年の旅
などなど。
最後から2番目の「銀河旅行」なんてのは、まさに今飛んでいるイカロスのような話。
何もない宇宙空間で何をエネルギー源にしてどうやって遠くまで飛んでいくか、ということの科学的・技術的な裏付けのあるお話になっている。
最後の「太陽系45億年の旅」は、宇宙画の巨匠である岩崎賀都彰氏の絵が素晴らしい。いくら今はハッブル宇宙望遠鏡があると言っても、火星に居るつもりになってパラシュートで降下してくるバイキング探査機を見上げているとか、土星の衛星から見たリングが縦になった土星とか、これも科学的な裏付けのある絵でしかもとても美しい。
いや、マジで、ブルーバックスには感謝しています。宇宙だけではなくて、環境とか生物学とか地球物理学(いわゆるプレートテクトニクスとか)などなど、ずいぶんいろいろと勉強させてもらいました。学校の勉強なんてこれに比べたらたいして身になってないと思いますねぇ、、、。
科学的裏付けといえば、最近だとこの「ホーキング博士のスペースアドベンチャー」の2冊もそうですね。 |
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