ビアンキは、サドルの高さと前後位置、ハンドルの角度を調整して、ある程度のポジションが出てきた。自宅と仕事場の約20キロ(ずっと川沿いなので変速は不要な道。写真は鶴見川の鴨居付近でちょっと一息)を往復。平坦な道だと、こんなに軽く楽に走れる乗り物はない。
さすがにシングルスピードなので、いつも60ケイデンス以上でという訳にはいかないし、そういう走り方(すごいスピードだよ:笑)をするものでもないが、よほどの急坂でない限りちょっと腰を浮かすだけで登っていけるし意外に困らない。
ロードバイクってのは、思ったよりハンドルが遠くて低い。慣れの問題もあると思うけれど、けっこう前傾がキツく感じる。ポジションが固まるまで、もうちょっとかかる感じだな。ま、人生初のドロップハンドルのロードバイクなので(笑)。
ペダルのトゥクリップ(つま先を固定するストラップの付いた金具)は、いまひとつか?足の位置が制約されて実は最適なポイントで漕げないし、走り出したときにつま先が入らないと足元に注意が行ってしまって危険だ(笑)。地面の方に垂れたときには地面にこすってしまうので使わざるを得ない。外してしまうのも手かな?
で、こっちは、今まで乗っていた「MARIN point reyes」の2001年モデル。
けっこうポジションはスポーティにしたつもりなんだけれど、ロードに比べるとなんだかホッとするポジション。やっぱり、ちょっと乗るにはこっちのほうが乗りやすいかな?
クロスバイクにしては細いフレームなんだけれど、クロモリの細身のフレームに比べると、角断面のアルミフレームはなかなかゴツい感じがする。乗り味は、アルミなんでけっこう跳ねる感じがあって、フロントフォークをカーボンにして以降フロントの突き上げはかなり解消したけれど、全体の性格はそう大きくは変わってない。今回、クロモリのロードに乗ってみて、いわゆる「鉄はしなやか」ってのが良く分かった。
ま、でも、10年近く乗っていて、だんだん自分なりにカスタマイズしてきたので、糟糠な感じは悪くない。交換したりいじったりしたところは、
・タイヤ(もともと32mm幅のブロックパターンだったのだが、街乗り用のミシュラン28mmに)
・フロントフォーク(アルミをカーボンに)
・ハンドルバーをちょっと短いものに交換
・サドルを肉薄のものに交換
・ボトルケージを付けた(ボトルは使い古しのペットボトル:笑)
・ベルを付けた(まず使わない)
・バーエンドにバーテープを巻いた(これなかなか良い)
・右のバーエンドの根元にバックミラーを付けた(これも相当良い)
・ブレーキパッドをちょっとグレードの高いものに
くらいか? 自分仕様って感じで乗っててとても落ち着くのがいいところ。
シマノ27段変速(MTB仕様のローギアードなもの)なので、たいていの坂は登っていける、ってのも良いところ。
これはこれ、ロードはロード、ですかね?
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