もう、すっかり前に休みは終わってしまったんだけれど、今年はなかなか美味しいものが食べられたので、まとめておこう(笑)。
なんと言っても、一番美味かったのはこれ。岩内・清寿司本店の「うに・あわび丼」。北海道の海鮮丼といえば、イクラが乗るのが定番であるが、イクラなんてのは、ちょっと考えると分かるけれど、この時期に出てくるものは去年のものな ので、イクラ北海道とは言っても有難がって食うほどのものではない(笑)。
で、やはり「うに・あわび丼」は、(いいお値段ではあるが)脱帽なのであった。うに風味の海、あわび食感(蝦夷あわびはコリコリと堅い。氷水に浮かべて食べる「水貝」なんてのもオツなものだが)の海、という味わいで、醤油など不要なくらいで、さらさらとイクラでも(笑)食えるのであった。
次に、函館・星龍軒の「塩ラーメン」だな。いままで、塩味であることに納得できた塩ラーメンってのはなかなかないのだけれど、ここの塩ラーメンは塩でなければ出せないバランスで、初めて塩ラーメンで美味いと思わされた。東京あたりの函館塩ラーメンって妙に魚介が乗ってたりするけれど、やはり邪道であったか、と(笑)。
その次は、札幌駅の地下で食べたごくごく普通の味噌ラーメン。これが、札幌味噌ラーメンの文法にしっかりと則っており、「見当外れな工夫」がなくて普通に美味い。こういうものの基本レベルが高いのは大事なのである。普通な ので並んだりしてないのも良い(笑)。
あとはなんといっても、ジンギスカン。サッポロビール園の屋外で風に吹かれてのジンギスカンとビールは最高で、僕も食べるほうだとは思うんだけれど、地元の人たちの食欲には圧倒されっぱなしでありました(笑)。ラム肉は生ラム中心でさっぱりしていていくらでも食べられる。丸い成型肉もあるけれどこれも、昔のような臭いはしなくて相当さっぱりしていた。
大通り公園では、この季節はビヤガーデンなんだが、西11丁目の石山通りを渡ったところに、「札幌ドイツ村」ってのがあって、雨上がりなのに爽やかで湿気が少ない中、気持ちよくドイツビールが飲めて最高であった。札幌 の人はえらく暑がっていたが、オレも離れて25年も経ったので暑さにはかなり鍛わったみたいだ(笑)。
シュパーテンとかフランツィスカーナーとかフレンスブルガーとか、 東京でやるオクトーバーフェストなんかよりかなり安く出していて、グラスのデポジットとかもなくて素晴らしい。北海道といえばサッポロクラシックも悪くないんだけど、ちょっと軽くなっちゃったし、地ビールでもないかな、と歩いてみて正解でありました。
そういえば、千歳空港で飲んだ千歳の地ビールが素晴らしく美味かったな。これかな?「ピリカワッカ」。空港内のシェーン・ヴァッサーってレストランで飲めます。
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