潮の干満ってのは、地球の周りを月が回っている限りなくなることはないエネルギー源ですね(ま、太陽の影響も多少あるが)。だから、潮汐発電ってのは悪くないアイデアだと思います。波力ではなくて潮汐ですね、大事な点は。波力だと波穏やかなときと荒れ狂ってるときで差が大きすぎますね。その点、潮汐はいつでも一定の間隔で満ちたり引いたりしています。
下記(カキ:笑)はそんな潮汐とその影響で発生する潮の流れを利用した発電システムです。潮汐も波も海水の動きは全部使える、という話ですね。
縦10メートル、横20メートルのいかだ本体に発電装置を張り付け、さらに長さ10メートルのワイヤ状につないだ発電装置を600本下げることで、一般家庭約10世帯分の消費量に相当する、年間4万3800キロ・ワット時の発電が可能という。発電の効率は風力発電と同等、費用は太陽光発電の半分程度と試算されている。
瀬戸内方面なんかですと、これと太陽光発電を組み合わせるとか、なかなか先の期待が膨らむような話ではないかと思います。
風が強い地方なら風力発電と組み合わせる、大きな川の河口付近はこれで埋め尽くす、などなど。
エネルギーって、原発のような巨大な供給源を作るというアプローチも必要かもしれませんが、もっと細かいことを積み重ねる、それらを合わせ技にする、身近なところから太陽のエネルギーを少しずつ取り出す、というような方法でそれなりに必要な分だけ調達していく、というような感じなのかもしれません。ま、都会でマンション暮らしだったりすると、そっちの制約でできないこともたくさんあるわけですが、、、。
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