ブログへのアクセス状況を見ていると、「生ビール 薄い」「生 発泡酒」なんてキーワードで検索して過去の記事にアクセス、という例がすごく多いのにちょっとびっくり。ま、相変わらず、世の中にはこの手の話が溢れている、ということなんでしょうねぇ、、、。
最近はどうしているかというと、
1)「この店は怪しい」と思ったら瓶ビールにする
2)ハイボールから始める
3)地ビールや輸入ビールを売り物にしている店に行く
4)それでも、なんかの加減でダメなときには店の人に伝える
って感じですかねぇ、、、。
まず、1)の「この店は怪しい」(笑)ってのは、ま、店の造りとかスタッフの感じとかメニューとか見れば大体分かるもんで、まず外れることはないもんですね。同行者が「とりあえず、生!」なんて言って出てきたのを見ると、泡を見ただけでもう残念な感じで、、、。
暑い時期に仕事が終わって「まず1杯」ってときにキンキンに冷えた生ビールを中ジョッキ1杯くらい一気に流し込む、という行為を我慢するってだけでも、かなりの修行の道って感じがしなくもない。
2)のハイボールも最近は「流行り」になってしまったので、クオリティの低下が著しく、あまりスターターには起用したくないものになってしまったかな。角ハイボールって言ってるけどトリスでは? とか、いくらなんでも薄すぎないか? とか、ま、気になることがたくさんあり過ぎるわけで。
「生ビール」もそうだけれど、こういうことに煩わされずにお店を信頼して落ち着いて楽しむことができなくなった世の中、ってのはまっこと嘆かわしい(ま、もろもろ含んだ上でその程度の店に行っちまうからなんだけれど)。
こないだ入った焼き鳥屋で「サッポロ黒ラベルの瓶」の後に注文したハイボールが安いのに美味かったのでお店の人に聞いてみたら、「トリスなんですけど濃く作ってるんですよ」とのこと。こういうのは、ぜんぜん否定するものではないんだよね。
3)はさすがに悪くない。安くはないけれど(ってのが結局大事ってのもなかなかに真実でもあり残念でもあるのだが)、ビールについてはしっかりしているし、日本のメジャーなビールの味の違いなんて誤差だよね、ってくらい個性のあるビールが飲めるのは楽しいものだ。
例えば、中目黒にある「タップルーム」では沼津の地ビール「ベアード・ビール」ってのが飲めるけれど、これはホントに美味いビールだと思いますね。特に苦味が強い「駿河ベイ・インペリアル」が好きだけれど、他にも「帝国IPA」とか「ライジングサン・ペールエール」とかバリエーションも面白い。ここに限らず、いわゆるビア・バーのビールは、信頼できるので落ち着いて飲めるのが良い所。
ま、たまにもろもろ勘違いしたスタッフ(苦笑)なんかが居る店に当たる場合もあるけれど、それは合う合わないって相性の問題もあるのでゴメンナサイ、ということで。
あとは、ビールメーカーの系列のビアホールとかですかね、そこそこ美味しく飲めるのは。それと、洋食の「つばめグリル」の生ビールは、サッポロ黒ラベルの生なんだけれど、不思議なことにいつ行っても美味しいですねぇ、、、。
4)は、店によっては、メニューに生ビールと発泡酒を両方出している場合があって、スタッフが間違えることがある、なんてことですね。良く行くチェーンの居酒屋でもプレミアムモルツとマグナムドライが両方あってメニューにも両方出ているんですが、間違えられたことがあります。
馴染みとまでいかなくてもリピートしていれば、相手も素直に出しなおしてくれますが、初めての店とかスタッフに外国人多数なんて店では、なかなかそうも行かなくて、絶対に認めないなんて場合がありますね。単なるイチャモン、って客もいるでしょうし、ま、困ったことです。
ところで、6月下旬製造くらいからだと思うんですが、なんだか最近のサントリーのプレミアムモルツは味がさらっとしましたね。ま、缶ビールの味ってけっこう変わるものなので、悪いとかなんとかではなくて、そういう方向に意識的に振ったのかなぁ、というだけなんですが、、、。お店の生ビールも、以前よりさらっとした味になったと思います。暑いときに飽きずにたくさん飲んでくれ、ということかな、などとも思いますが、、、。僕だけではなくて、何人かから同じようなことを聞いたもので、多分間違いないのではないか、と。
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