8月に納車になったビアンキのシングルスピードであるが、ポジションがまだ完全ではなくて、まだまだ試行錯誤の段階。とりあえず、ボルトを緩めて調整できるところは大体完了したので、いよいよパーツを交換して調整する段階に。やはりこうなったか、ということで。
というわけで、そのまま調整できる
・サドルの高さ
・サドルの前後位置と傾き
・ハンドルの角度
だけではどうにもならないところってことで、まずは、というかこれ以上のことをしようとしたらハンドル交換になっちゃうと思うんだけど、ハンドルがけっこう遠い感じなのでステムを交換してみた。
写真上が最初のステムおそらく10センチ、下が新しいステムで6センチ。8センチと迷ったんだけれど、そこまで微妙に追い込んでない気もしたし、チョイ乗りも多いので、効果が実感できたほうが良いかと6センチにしてみた。
念のため失敗だったときのことも考えて、3200円の安物を選択(笑)。ま、それでも、全体の価格の5%ほどではあるのだが、、、。高いのは1万円とか平気で超えるからね。
乗った印象は、やはりハンドルが近くなって乗りやすくなった、ってことかな。前傾が緩和されて凝りまくっている首が楽。ハンドルの角度もちょっと下げ目にしてグリップを遠くして、全体で3センチくらいポジションが後ろに寄ったかっこうだな。サドルの位置は変更していないけれど、実は「本当はもう少し前かな、でも、あまり重心が前になっても嫌だな」ってところにしていたので、ステムを短くしたことで、落ち着いて尻を乗せていられるようになった。
問題は見た目だね。いかにも溶接しましたってのがなんだか目立つし、そもそも短いステムってのはあまりカッコの良いものではないな、、、(苦笑)。
ま、とりあえず、足の自由が奪われてどうにもしっくり来なかったトゥクリップを外して(ペダルは交換してない)、今回ステムを交換して、ようやく自分の自転車だというアイデンティティが出てきたような気がするね。
この自転車は、ピスタなんていってるけど、貧弱ながらブレーキも前後についているし、後ろのハブはフリーで空転するので、いわゆるママチャリと同じ変速のないただの自転車なんだよね(リアホイールを逆につけるとリヤリジッドになって空転しないようにできるらしいが、そうする気はまったくない)。さすがに23mmのスリックタイヤは細いのでペダルは軽い。変速がなくても、ほとんど困らないね。平坦な舗装路ならこれほど楽な自転車はないと思う。
次は、ボトルケージ(取り付けの穴がない)あたりなんだけれど、100均などでマジックテープ等のが売っているから、ま、そんなんで良いか、と考えているところ。
ちょっと最近乗ってないので、緩んできたよ。ボトルケージを付けて50キロくらい走らないとね。