パシフィコ横浜で開催中のカメラの展示会「CP+」に行ってきた。主な目当ては、フジの「X100」とコシナのレンズだったんだけれど、いや、もうすごい混雑、長蛇の列でX100を触るのは断念。写真(カメラ持って行かずに携帯で撮影:苦笑)だけです。
もう一つ見ておきたかったのが、リコーのGXR用のライカマウント・ユニットだね。んー、これは、なんだか落ち着かない感じだなぁ、、、。デザイン的に今ひとつな感じ。あまり美しくない。例えば、フードの右上の切り欠きの意味がまったくないとか、機能とデザインに必然性がなくなってしまっている。ま、方便だから仕方がないのかもしれないが、やはり、ライカレンズはライカボディではないか、と。
意外に楽しかったのが天体望遠鏡。昔は天文ガイドなんかを毎月買って読んでたりしたんだけれど、当時と比べると「こんなサイズの望遠鏡までコンシューマ向けになったのか」(ま、十分高価ではあるが)と感慨深かった。天体写真にしても、当時は「カラーコンポジット」などと言って、撮影と暗室で大変な手間をかけていたものが、デジタルになってかなり変わってきているんだよね。
カメラメーカーとしては、個人的にはペンタックスのファンなのだけれど、ペイントしたクルマなんてノー天気なものを持ち込んでいたのはペンタックスだけだったな、、、。ま、でも、K-rのカラーバリエーションがなんだか爆発しているとか、コンデジの表面をブロックで遊べるようにしたとか、K5のようなフラッグシップ・モデルも出してきたし、HOYA傘下になってホントに元気が出てきたよね。良い買収だったみたいでファンとしては嬉しい限り。
いやー、それにしても、展示会なんてずいぶん久しぶりだ。以前は仕事でよく行ったもんだけれど、最近はほとんど行かなくなった。今回は、コンシューマ向けってこともあるんだろうけれど、カメラ小僧、カメラオヤジが多くて閉口したね。そりゃ、20代のオネーチャンをバストアップで撮るなんてことは、普段はそうはないんだろうけれど、いずれにしても白い鏡筒の大げさな望遠(ま、キヤノンだな:笑)をぶら下げて、なかなか痛い感じだよなぁ、、、(苦笑)。10年前との一番の違いは、カメラオヤジの数である、と思ったのだった。
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