明後日の日曜は、日本ダービー(東京優駿ってのが正式名称なのか)。ま、競馬ファンにとっては、もろもろ刷り込まれた情報とはいえ(笑)、特別なレースだよね。前にも書いたけど、府中の芝2400mのレースは他にもいくつもあれど、ダービーでの最後の直線の馬は何か違って見えるとか、「生きてるうちに、あと何回観られるだろう」と思うのは桜とダービーだけ(他の花だって、どのレースだって年に1回なんだけどね:笑)とか、不思議なもんだな。
今年は、抜けて強い馬がいないようにも見えるけれど、皐月賞を勝ったオルフェーヴルは、実はかなり強いのではないか、と思うな。父ステイゴールド、母の父メジロマックイーンだから、距離は問題なさそうだし、もし、ダービーを勝つようなことになれば、三冠馬の可能性も見えてくると思うのだな。
あとは、トライアルの青葉賞で本命にしたけど3着だったトーセンレーヴかな。父ディープインパクト、母ビワハイジで、ディープインパクト産駒の中でもかなりの良血。青葉賞は2着までがダービー優先出走権だったので、連闘でプリンシパルステークスを勝って出てきたんだよね。1ヶ月前の連闘が影響してなければ良いけれど、調教後の馬体重は減ってないのと、青葉賞、プリンシパルSと乗ったウイリアムズ騎手の力量で上位に来るのではないか、と思うんだよね。
ま、でも、上記の2頭は両方とも池江厩舎なんだよね。2頭出しで1、2着はどうかな、とも思う。回避したダノンバラードが出てれば3頭出しだった、ってことか。
騎手では、やはりデットーリだね。騎乗するデボネアは、ちょっと地味だけれど人気薄だった皐月賞で4着だし、1着のオルフェーヴルの次に速い上がり時計なんだよね。デットーリってだけでかなりのゲタを履く感じだし、馬主のモハメド殿下が来日して観戦するってのも不気味だね。
このほかは、大崩れしないサダムパテック、NHKマイルカップ2着のコティリオンあたりが気になるかな。馬券は、たいしてたくさん買わないんだけれど(これ、勝つための重要ポイントだ。昔は後ろめたいくらい買わないと楽しくない、とか言ってたものだが:笑)、買い目は調教VTRを見てから最終決定の予定。最近は、Webで全馬の調教が何回でも見られるので、すっかり土曜とか深夜の競馬テレビ要らずになったね。
大震災の後でも、ダービーがあるってのは、悪くないね。でも、美浦トレセンのロケーション等を考えると、この先もずっと競馬がこれまでと同じように続くかどうかは、ちょっと微妙なところもあると思うけれどね。
下記、枠順。
■11R 第78回 東京優駿(GI)
サラ系3歳 オープン (国際)牡・牝(指定) 定量 | 2400m 芝・左 |

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発走 15:4 |
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2011/0529_1/syutsuba.html