「Help Me Mate It Through The Night」って曲は、クリス・クリストファーソンのバラードで、彼とリタ・クーリッジのデュエット(これ、YouTubeの1本)とか、サリナ・ジョーンズが日本でStuffをバックに録音した「My Love」(これは素晴らしいアルバム。歌伴のお手本というかなんというか)の中でカバーしているのとか、しっとりした曲なんだけれど、これがサックスのハンク・クロフォードにかかるとファンキーなソウルナンバーに化けるんだよね。
ハンク・クロフォードの「Help Me Mate It Through The Night」(1972年録音)の1曲目がこのタイトルナンバーで、コーネル・デュプリーのギター、リチャード・ティーのキーボード、バーナード・パーディのドラムで、ま、素晴らしいんだよね。
特に、デュプリーのギターソロは素晴らしいデキ。ギターマガジンの追悼特集で「これが乗りまくりで最高」と書かれていただけのことはある。
そのコーネル・デュプリーが亡くなる直前に録音した「Doin' Alright」(2011年録音)にもこの「Help Me Mate It Through The Night」が入っていて、約40年を経ての演奏の違いを楽しめる。さすがに音数は少なくなっているけれど、遺作ってこともあって、こっちもなかなか味わい深い。
1ヶ月空いて、またコーネル・デュプリーの話になってしまった。ま、最近、仕事場でもクルマでも、こればっかりなんで、、、(笑)。