ま、昨今、いろいろと外食方面が話題(笑)ですが、食べログ(あ”っ、名前を出してしまった!w ぐるなびでも何でも全部同じだけどね)を見て期待して行ったらハズレ、ってのはむしろ普通のことである、ということを大前提にしておきたいと思うわけですね。いわゆるグルメサイトは電話番号と地図以外はノイズと考えましょう。特に点数と口コミは、酷いノイズだと思います。
とにかく、お店の価値ってのは、ポリシーとそれに裏打ちされたオペレーションなのです。「料理だの酒だのは二の次」と言っても過言ではありません。
料理はある程度以上であれば甲乙付けがたいし(口コミなんか書いてる人達には違いなんか分からないでしょうw)、酒はその店にしかないなんて事は滅多にない(でも、飲ませ方は違う)。料理は良いんだけど居心地がイマイチって店は多いけれど、居心地は良いけど料理がダメって店はあまり記憶にないものです。
偶然にも、先週末に「日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体」(深尾葉子 著)と「車椅子の有名人とトラットリア」の話に接して思ったのは、「食べログを見て美味しそうだと思って予約した、というのがそもそも最大の間違いではないか」ということでした(笑)。その後のことは、派生事項にしてはパーソナリティもあっていろいろと大事な事が見えましたけれどね(タガメ女については、クリアな論旨に脱帽、共感です。amazonで検索するとなんとなく分かりますので、以下、けっこう織り込んでます)。
いろいろ見えたことの一つが、昨今のどうにもいけ好かない連中の正体とその行動、そういった人達が集まるであろう店、それらに対するなんとも言えない調子悪い感覚、これらがすべて繋がった、ということですね。
タガメ女の共食い理論(ママ友イジメなど)によれば、「似た階層のもの同士で群れて、異質性は露骨に排除」、例えばマクラーレンのベビーカーのママ集団はコンビのベビーカーのママは排除するというような話があります。典型的な「差別」の構図ですね。世の中にこの手の話が溢れ返っています。車椅子とレストランもまったく同じ構図が背景にあると思います。
店は「メンドクサイなぁ」と思ったのは事実だと思います。でも、それ以上に、他の客からの変なリアクションを恐れた(そっちがよりメンドクサイと判断した)のではないでしょうか? 客の異質性排除行動を予感した店は必要以上にそっちを気にした、って感じがします。意識、無意識は不明ですが、そういう客(ま、タガメ女的な勘違いした中産階級w)である可能性には自覚的だったとも言えるでしょう(もちろん、当日の客が本当のところどうだったかは別の話です)。
この点が、グルメサイトで店を選んでしまったことを除くと、今回の話の最大のポイントですね。有名人だの影響力だのレストランの設備だのビルの造りだのスタッフの数だの忙しいかどうかだの車椅子の重量だのなんだのと、細かい個別状況だのスペックだのの話をしているのは、まったくのお門違いだと思うわけです。そういう事を言っているから、某市長のような詭弁でも何でも一見もっともらしく言い込めたら勝ち、というような勝ち負けに持って行く方法論が幅を効かすのです。
冒頭で、店はオペレーションが大事と書きましたが、そこには「タチの悪い客にはそれとなく厳しく当たる」(結果、客が改善したり、居心地悪くリピートしなかったり)というようなことも含まれます。その積み重ねが集まってくる客に変なのがいない、という店のクオリティに繋がります。例えば、「料理の写真は御遠慮下さい」は店のポリシーとして分かります。でも、うっかり写真を撮ってしまった客がいたとして、客同士が喧嘩になるってのは(よく聞くんですがw)、お互いの品性が下劣過ぎると思うわけです。どっちの客とも隣にはなりたくないですね。そして店も、喧嘩になる前になんとかしろ、目配りなさ過ぎだろ、と思うのです。
店は、店主が運営する「コミュニティ」です。とても理想論ですが、店は客の期待を裏切らない努力とともに客を信頼することが必要です。だから、客も居心地が良いし客同士もあの店の客なら変なことにはならんだろう、と安心して飯が食えるわけです。「あの●●さんが来てくれました。男性の方、食事中に恐縮ですがちょっとお手伝いいただけますか?」って言えたら素晴らしかったのに、と思います。
バーと呑み助の「名言」に
・掟その1 バーテンダーは常に正しい。
・掟その2 もし、バーテンダーが間違っていたら掟その1を見よ。
というのがありますが、これを笑って受け入れられるお店と客の関係でありたいですね。
と、まぁ、口うるさいことを書いてきましたが、最後にもう一つ。
私はたいてい一人で飯食ってるんですが、「お一人様はちょっと」などとよく断られます(苦笑)。ガラガラでも「いま、一杯です」とか「(テーブルがほとんど空いていても)カウンターが空くまで待て」とかですね。そんなに危険な容貌でもないとは思っているのですが、、、(笑)。外国人のお店では絶対にありませんが、日本人がやってる勘違いした店でよくあります。「おっきな会社」のサブ業態、新規ビジネスなんかに多いかな?(要するにスタッフが飲食のド素人)
そういうときは、「あそこの迂闊そうなカップルの倍は一人で飲み食いするんだけどねぇ」なんて本当のことは言わないで、「他に行きます」と言ってもう二度と行かないだけですね。多分、入っても居心地悪いだろうしオペレーションも気になりまくりだと思いますので。最近は、一見しただけでその手の店は本能的に感知して避けるよにうになったので、あまり腹立たしい思いはしなくなりましたけどね(笑)。
ま、でも、カップルばかりの小洒落た店(ま、行かないけどねw)ならまだしも、「角」(ハイボールじゃないよw)って書いてある量が少なくてすぐに5千円行っちまうようなチェーンの焼肉屋にまで「オジサンの一人客はウチには向いてない」(意訳w)とは言われたかねぇよな(笑)。
とにかく、お店の価値ってのは、ポリシーとそれに裏打ちされたオペレーションなのです。「料理だの酒だのは二の次」と言っても過言ではありません。
料理はある程度以上であれば甲乙付けがたいし(口コミなんか書いてる人達には違いなんか分からないでしょうw)、酒はその店にしかないなんて事は滅多にない(でも、飲ませ方は違う)。料理は良いんだけど居心地がイマイチって店は多いけれど、居心地は良いけど料理がダメって店はあまり記憶にないものです。
偶然にも、先週末に「日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体」(深尾葉子 著)と「車椅子の有名人とトラットリア」の話に接して思ったのは、「食べログを見て美味しそうだと思って予約した、というのがそもそも最大の間違いではないか」ということでした(笑)。その後のことは、派生事項にしてはパーソナリティもあっていろいろと大事な事が見えましたけれどね(タガメ女については、クリアな論旨に脱帽、共感です。amazonで検索するとなんとなく分かりますので、以下、けっこう織り込んでます)。
いろいろ見えたことの一つが、昨今のどうにもいけ好かない連中の正体とその行動、そういった人達が集まるであろう店、それらに対するなんとも言えない調子悪い感覚、これらがすべて繋がった、ということですね。
タガメ女の共食い理論(ママ友イジメなど)によれば、「似た階層のもの同士で群れて、異質性は露骨に排除」、例えばマクラーレンのベビーカーのママ集団はコンビのベビーカーのママは排除するというような話があります。典型的な「差別」の構図ですね。世の中にこの手の話が溢れ返っています。車椅子とレストランもまったく同じ構図が背景にあると思います。
店は「メンドクサイなぁ」と思ったのは事実だと思います。でも、それ以上に、他の客からの変なリアクションを恐れた(そっちがよりメンドクサイと判断した)のではないでしょうか? 客の異質性排除行動を予感した店は必要以上にそっちを気にした、って感じがします。意識、無意識は不明ですが、そういう客(ま、タガメ女的な勘違いした中産階級w)である可能性には自覚的だったとも言えるでしょう(もちろん、当日の客が本当のところどうだったかは別の話です)。
この点が、グルメサイトで店を選んでしまったことを除くと、今回の話の最大のポイントですね。有名人だの影響力だのレストランの設備だのビルの造りだのスタッフの数だの忙しいかどうかだの車椅子の重量だのなんだのと、細かい個別状況だのスペックだのの話をしているのは、まったくのお門違いだと思うわけです。そういう事を言っているから、某市長のような詭弁でも何でも一見もっともらしく言い込めたら勝ち、というような勝ち負けに持って行く方法論が幅を効かすのです。
冒頭で、店はオペレーションが大事と書きましたが、そこには「タチの悪い客にはそれとなく厳しく当たる」(結果、客が改善したり、居心地悪くリピートしなかったり)というようなことも含まれます。その積み重ねが集まってくる客に変なのがいない、という店のクオリティに繋がります。例えば、「料理の写真は御遠慮下さい」は店のポリシーとして分かります。でも、うっかり写真を撮ってしまった客がいたとして、客同士が喧嘩になるってのは(よく聞くんですがw)、お互いの品性が下劣過ぎると思うわけです。どっちの客とも隣にはなりたくないですね。そして店も、喧嘩になる前になんとかしろ、目配りなさ過ぎだろ、と思うのです。
店は、店主が運営する「コミュニティ」です。とても理想論ですが、店は客の期待を裏切らない努力とともに客を信頼することが必要です。だから、客も居心地が良いし客同士もあの店の客なら変なことにはならんだろう、と安心して飯が食えるわけです。「あの●●さんが来てくれました。男性の方、食事中に恐縮ですがちょっとお手伝いいただけますか?」って言えたら素晴らしかったのに、と思います。
バーと呑み助の「名言」に
・掟その1 バーテンダーは常に正しい。
・掟その2 もし、バーテンダーが間違っていたら掟その1を見よ。
というのがありますが、これを笑って受け入れられるお店と客の関係でありたいですね。
と、まぁ、口うるさいことを書いてきましたが、最後にもう一つ。
私はたいてい一人で飯食ってるんですが、「お一人様はちょっと」などとよく断られます(苦笑)。ガラガラでも「いま、一杯です」とか「(テーブルがほとんど空いていても)カウンターが空くまで待て」とかですね。そんなに危険な容貌でもないとは思っているのですが、、、(笑)。外国人のお店では絶対にありませんが、日本人がやってる勘違いした店でよくあります。「おっきな会社」のサブ業態、新規ビジネスなんかに多いかな?(要するにスタッフが飲食のド素人)
そういうときは、「あそこの迂闊そうなカップルの倍は一人で飲み食いするんだけどねぇ」なんて本当のことは言わないで、「他に行きます」と言ってもう二度と行かないだけですね。多分、入っても居心地悪いだろうしオペレーションも気になりまくりだと思いますので。最近は、一見しただけでその手の店は本能的に感知して避けるよにうになったので、あまり腹立たしい思いはしなくなりましたけどね(笑)。
ま、でも、カップルばかりの小洒落た店(ま、行かないけどねw)ならまだしも、「角」(ハイボールじゃないよw)って書いてある量が少なくてすぐに5千円行っちまうようなチェーンの焼肉屋にまで「オジサンの一人客はウチには向いてない」(意訳w)とは言われたかねぇよな(笑)。
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