文化と文明はどう違うのか、って話は、「文化 文明 違い」なんてキーワードで検索すると、いろいろ出てくるんだけれど、まずもってキレに欠ける説明に終始していると思う。
最近読んだ塩野七生氏の本「男たちへ」(この本はハタチ前に読む本だと思うけどねw)の中に素晴らしい喝破を見つけた。
「食は文化であり、食べ方は文明である」
これには久しぶりにヤラレタ(笑)。
これまでで一番だと思っていたのは、全然別のどこかで読んだもので、
「文明は文化を破壊する。その逆(文化が文明を破壊する)はない」
というものだった(誰だったかな? 開高健だったもしれない)んだけれど、塩野氏の「食は文化であり、、、」もこの内容を完璧に包含している。
ま、こう考えて見ると、あらゆる文化は原発という文明に破壊されつつあるのだな、と思い至る。
これもまた、大変に納得できる例だと思うのですね。
これもまた、大変に納得できる例だと思うのですね。
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