札幌に可否茶館(かひさかん)という喫茶店がある。1971年創業で、店は何店かあったけれど、大通りのテレビ塔のあたりの地下にある店には、そのビルに紀伊國屋書店が入っていたこともあって、高校の頃から大学を卒業した1984年までよく行った。コーヒーの淹れ方は、荻昌弘氏の「男のだいどこ」で学んだけれど、実際のコーヒーの味は可否茶館をリファレンスに自分で試行錯誤してそれなりに分かるようになった。
最近は、ネットショップがあって簡単に買えるので、たまに昔よく飲んだストロングブレンドなどを買ったりする。
で、可否茶館の話で facebook で高校の同級生なんかとコメントのやりとりをしていたら、西3丁目あたりのススキノと狸小路の間くらい(ま、須貝ビルの近くというと分かるか?w)にあった喫茶店の水出しダッチコーヒーが美味かった、という話になって、その店のマッチかなんかないかと探してみたら、出てきたのがこれらのマッチなのであった。
既にない店が多いね。
「北地蔵」なんてのは最近店を閉めたんだよね。
「金富士」ってのは安い飲み屋で友達と2人で銚子20本とかだった。お婆さんが接客してくれるんだけど、テーブルに醤油を常備していなくて必ず「はい、おしょうゆ、、、」と力なく呟いて置いていったのをまだ覚えている。
良く飲んだのは、ここと「月桂冠」だね。
「おやじ」ってのは、高校の頃から焼き鳥と寿司を食いに行っていた。いい店だったけど、オレがまだ札幌にいるうちにやめてしまったね、確か。
「海猫屋」ってのは小樽の運河脇にあった土蔵を改造したお店なんだけど、冬の夜中にクルマ飛ばしてたまに行ったのが懐かしい。乳麺が美味かった。まだあるのかな?
ラーメンの「ひぐま」は健在か?
「Solitude」はいまだに健在だと思う。両親ももういないので、最近札幌にはちょっと行ってないけれど、行くと必ず寄るバーだね。
ホロカ温泉ってのは、幌加って書くんだけれど、糠平のほうの山ン中の一軒宿。オフロードバイクで雨の日に予約もなしに一人で行った。部屋にはミカン箱みたいなちゃぶ台で晩飯のおかずはマグロの刺身だった(笑)。風呂は良かったけどね。
ま、物持ちが良いにも程があるな、我ながら、、、(全部、チェルノブイリ以前だよ:苦笑)。でも、最近はどこに行ってもマッチなんか置いてないよね。
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