1960年くらいに家電の「三種の神器」といわれたのが、テレビ、冷蔵庫、洗濯機だったのだけれど、今の生活にはテレビと冷蔵庫はない。こないだまでは、テレビはあるけど見ない、だったのだが、今はまったくない。
さすがにオレとは非同期に脱水まで完了してくれる洗濯機はないと困るんだけれど、テレビは見たい番組はないし、置くところもない(パソコンの液晶ディスプレイは2つもあるのだがw)。
冷蔵庫にしても、結局、ビールの買い置きをしなきゃ、みたいな話になって、いつ飲むか分からんものを買うのも無駄だし、馬鹿みたいに揃ってるのも、あれば飲んじまってイカンし、なきゃないで空の空間を冷やしているだけになるし、ってことで、なんだか必要性を感じないんだよね。
友人の名言に「コンビニがオレの冷蔵庫」ってのがあるんだけど、まさにそれ。
四つ角の反対側がコンビニなので、ほとんどが外食の身としては、釣り用のクーラーバッグが1個あればよい。
氷(そもそも水道水で氷など作らないからね)だって、ロックアイスを1パック買ってきてクーラーバッグに入れておけば、丸1日くらいは大丈夫だ。
テレビと冷蔵庫に共通しているのは、なんらか縛られる、行動を規定される、ってことだよね。
買い置きしなきゃ、残っているものを食ってしまわなきゃ、あの番組を見なきゃ、というような感じがあるわけで、それらから解放されている感覚は悪くないものだな。
洗濯しなきゃ、ってのは、行動が規定される、ってのとはちょっと違うしね。
ま、ウイスキーが切れてるから買って帰るか、くらいは残るけどねw
調理関係だとほかには、炊飯器はあるけれど、電子レンジもオーブントースターもない。
ま、パンはほとんど食わないし、レトルトカレーを温めるか、パスタを茹でるかくらいだからね。
というわけで、電気を食うのは、エアコン、パソコン、オーディオ、照明くらい(髪が少なく、すぐ乾くのでドライヤーもないw シャワートイレだが、手元スイッチで使う時だけon)なので、東京電力との契約を20Aにしたのだが、まったく問題ないよ。
実は、シャツをクリーニングに出すとノリでゴワゴワにされるので、アイロンは欲しいところなんだけど、最近はポロシャツの日が多いので、あまり切実ではないのだな。
本当に必要な家電製品ってのは、少ないもんだね。
ま、あと、これは狭いからなんだけど、ベッドを捨てたんだよね。
起きてマットを片付けると、気分が変わってもう寝る気にならなくて、なかなか悪くないね。
寝室でもないのにベッドがあるってのは、よく考えるとかなり貧乏くさいとも思う。
ま、そもそも狭いってのが、それはそれで貧乏くさいんだけどw