11月はなんだか忙しくしていたのか、ネタがなかったのかわからんけど、全然ここに書いていないね。ま、ちょっと先を見据えていろいろあった、ってのは事実だな。それについては、別に書くけれど、とりあえず、引っ越して3カ月経過しての馬車道/関内周辺の印象を書いとくか。
最近、飯を食おうと思ってぶらぶらしてたら、すぐ近所のジャズスポットに「佐藤允彦」が出てたんだよね。腹減ってたしセカンドセットに入ってたけど、迷わず入ったよ。知的でファンキー、しかもリズムが正確、という相変わらずの素晴らしい演奏だった。パワフルな演奏はもちろんのこと、失礼ながら童顔でもあり、髪も薄くないので、70過ぎにはとても見えない。
1980年代のスティーヴ・ガッドとエディ・ゴメスとのトリオでの演奏を思い出したね。
「As if」ってビル・エヴァンスに捧げたアルバムも良かったけれど、その次に出た「Amorphism」ってのが緊張感に溢れていて素晴らしい。
あの頃、絶頂だったスティーヴ・ガッドの数ある名演の中でも最高のパフォーマンスだと思うよ。
その後に六本木のピットインでライブ盤を録音したときは、オレも客席に居たんだよね。最後のセント・トーマスが忘れられない(CDにも入っている)。
で、そんなんで、近所のジャズスポットのスケジュールなんかを集めたりしているうちにふと思ったのだが、馬車道・関内周辺ってのは、なんとなくマンハッタンっぽいね(笑)。海も近いし、道路はほぼ碁盤の目状で一方通行ばかりだ。そしてなんといっても、中華街、チャイナタウンがある。札幌や京都も碁盤の目で一方通行なんだけど、海もなけりゃ中華街もないw
食いモンは、中華だけじゃなくて、和洋、高級・大衆と飯を食うところにも困らないし、バーや地ビール・バーもたくさんあって、ワンコインから飲める。
何より、ジャズクラブがたくさんあって、佐藤允彦に限らず「おっ」と思う人が格安のミュージックチャージで演奏している。例えば、今夜は「大野えり」が4000円で聴ける。ぶらぶらしていて、ふらっとジャズを聴きに入れるのは、素晴らしいことだね。ま、もう、セカンドセット始まっちまってて、なんてことで、単に別のところで飲み食いしている場合のほうが多いのではあるが、、、。
東京だと、そこそこの街がたくさんあるので、ジャズスポットやライブハウスが散ってしまっている感じがするけれど、馬車道/関内はかなり集まっている感じがするよね。
街がバカみたいに明るくないのも良い。それと人が少ないのが快適だよね。人気の店は結構込んでいるけれどね。
二つか三つ前のエントリでも書いたけど、花火なんかもすぐだし、だだっ広いところに一人で住んでないで、もっと早くから引っ越しておけば良かった、とちょっと思うなw
先のことを考えると、ずっと住んでいるわけにもいかないので、それが残念といえば残念だな。いまのうちに、楽しんでおくことにしよう。
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