引っ越した先で Xi が全くダメ(とにかくつながらないし、よく切れる。電波状態よりもAPのユーザー収容数の問題っぽかったが詳細は不明)なので、メイン回線をUQ WiMAX(これは素晴らしい。何の問題もない)にして、Xi の更新月を待って解約、その端末を万一のときの予備回線として使うため「楽天ブロードバンドLTE」を契約した。
これは、いわゆるMVNOってやつでドコモのLTEネットワークを借りてサービスする無線データ通信サービス。手持ちのLTE端末用のSIMカードが送られてきて、それを端末に差し込んで利用する。
端末は、L-09CというモバイルWiFiルーターなんだけど、SIMカードを差し込んだら、無線LANでPCをつないで「192.168.2.1」というルーターのIPアドレスにアクセスして、設定画面でID/パスワードやアクセスポイントだのをユーザーが設定する。
L-09Cのネットワーク設定画面で「紙で郵送されてきた」ユーザーIDと初期パスワードを入れると「使用できない文字が含まれています」というエラーメッセージが出て先に進めない。この段階で仰け反ったよ(苦笑)。
「こりゃ酷い」と思いつつ、別のネット接続でWebのサポートサイトにアクセスしてパスワード変更。しかし、パスワード変更が反映されるのは1時間後なのであった。
さらに、パスワードには英数字と記号で構成しろ、とのことなので適当な記号を入れたら、その記号はまたもやL-09Cでは使えない。L-09Cのパスワードとして記号が使えないなら詰んでいるではないか、とネットで調べてみたらどうやら「-」(ハイフン)ならOKらしいということで再度変更して、また1時間待ちでようやく開通。ま、ネットには、たいていのトラブル経験がアップされているので助かるよね。
ちなみに、L-09Cのマニュアルにも、パスワードに使える(使えない)記号についての記述は見当たらなかった。
サポートに問い合わせメールを出しても回答が遅くて、ネットで調べて全部解決してから何時間も後に「パスワードは変更して使っていただくことになっております」などという通り一遍のメールが来た。
パスワードの変更がmustであるとはどこにも書いてないし、セキュリティ上の問題とそもそものサービス利用開始時にトラブルが発生することとは、まったく次元が違う問題だと思うんだけどね。
記号の問題については、あとでよくよくサイトを見ると、「機種によっては使えない記号が云々」と書いてあることは書いてあるが、どの機種でどの記号が使える等の具体的な記述はまったくない。そもそもその記述自体が目立たなさすぎる。
申し込み時に機種を確認して、その機種で一発で通るパスワードを発行すべきだよね。
予備的な位置づけの回線とはいえ、サポートサイトにアクセスするための別の回線がないとサービスを利用できないってのも困った話だ。サービスとして自己完結していないと思う。
こんなサービスで「いかなるときでも初期費用は返還しない」とか言ってるのもどうかと思うな。サービス自体は、楽天って言ってるけど、実働はフュージョンコミュニケーションズなんだよね。けっこう、経験値があるのかと思ってたけどねぇ、、、。
使ってみた感じだと、やはり Xi の不調は、APの容量不足ではないかという感じだね。そこそこのスループットだし切れることもない。同じ場所なので、拾う電波は同じはずなんで。