数年前だけど、恵比寿の居酒屋で、お通しに「カスベの煮凝り」が出てきたことがあって、燗酒でそれを食った途端、いろんなことがフラッシュバックして、しばし呆然としていたことがある。30年ぶりくらいに味わう懐かしい味に不意を突かれたから、これは効いたねw
なんて経験があるからかもしれんけど、お通しを認めないとか、合理的な理由をつけろとかいう無粋な話はまったく認められないのだな。最大限譲歩して、席料(テーブルチャージ)だからそんなに不要なら出さないけど、ただ席料ってのもアレだから良かったら食ってくれ、ってくらいのもんだと思う。
「お通し」と言ったって、機械的にしょうもないものを出す(ような店多数だけどねw)のではなくて、客の顔見て出すものを決めるような店もある。馴染みになれば、それなりに気を遣ってくれたりもする。飲み物だけポンと出てきて放っておかれるよりマシだろうに。早く出せるメニューがありますとかで誤魔化すな。それは作り置きや出来合いだろw
売上をかさ上げするために仕方なく出しているようなしょうもないものを例にして、訳の分かってないしょうもない客が鬼の首でもとったような顔をするな、と言いたい。欧米に行って、チップというものに合理性が感じられないから納得のいく説明をするか廃止してくれなどと、運動を展開してみたらよい。
店も店だ、堂々とサービス料あるいは席料をいただいておりますが、何かエビデンスがないとご納得いただけない場合がございますので、くらい言えるだけの自信と自負をもったうえでモノを出せと言いたい。
良い客とまっとうな店とで培ってきた食いモン商売の文化ってものを調査などという文明で破壊しないでもらいたい。女子大生が相手するような店でもサービス料とかすげーんだよw お通しは高いとかイノセントなこと言っている場合ではないのだよ(苦笑)。
つか、こんな話を全国放送のニュースとかでもっともらしく取り上げるなよ、テレビってのはまったくカスだな。
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