8月末に納車になった「機種変更」のフォレスター、既に約3000キロを走破。やはり田舎暮らしは走行距離が伸びる。リースの契約を月間1250キロにしておいて正解。2カ月ちょっとで3000キロを走った感想を少し。
まず、燃費が良いのが嬉しい誤算。1.5リッターのインプレッサから2リッターのフォレスターへ、車両重量も300キロくらい重くなって、さらに燃費のカタログスペックもさほど良い数値ではなかったので、燃費についてはあまり期待していなかった。
ところが、中低速重視の2リッターエンジンは低速トルクがあって、あまりアクセルを踏まなくてもそれなりに坂も上る。さらに、6速マニュアルのミッションは、通常の5速マニュアルで言うところの3-5速が3-6速なわけで、速度に合わせたきめ細かいシフト操作が可能。
これらの相乗効果で、普段の燃費はインプレッサより1キロくらい良いという結果に。慣らし中なのでエンジンをあまり回していないということもあるとはいえ、東名高速で御殿場から横浜の青葉まで走ってリッター18.6キロには、それなりにエコランを意識していたけれど、かなりびっくり。
エンジン自体のレスポンスやキレはそれほどでもないとはいえ、トルクがあってボディの性格にマッチしたとても使いやすいエンジンだと思う。
次に挙げておきたいのは、乗り降りのしやすさ。車高が高く、天井も高いのでホントに楽。腰高でスポーティではないものの、この楽さ加減は普段使いのクルマには大事なことだと思った。腰痛持ちとしても、乗り降りが楽なのはとてもありがたいw
ボディという意味では、スペースが広くてとても使いやすいのもセダンとは違うところ。リヤのカーゴスペースと後席を倒して得られる荷室は広大で、自転車も楽に積める。後席は足元もゆったりだし、リクライニングできるのも良い。
それと、ガラス面積が大きくルーミーで視界が良いのもありがたい。セダンよりはるかに周りが良く見える。
ハンドリングは、やはりけっこうモッサリしてはいるものの、それでもコーナーで姿勢が決まってからは安定している。四輪駆動とも相まってコーナーはかなり安心。こういうクルマの性格だから、限界を試す気にはならないというのも良いところ。アルファロメオとかインプレッサとかは、やはり攻めたくなるわけで、、、。
ハンドルの遊びやクイックさには若干の不満はあるものの、障害物をよけるときの挙動などはなかなか機敏で、SUVの重心の高さをあまり感じさせない。重心が低い水平対向エンジンということもその要因の一つなのだと思われる。
ちょっと気になるのは、電動パワーステアリングのゴリゴリとした不自然な質感かな? それと、タイヤがちょっとデカすぎる。225の60扁平で17インチなんだけれど、ばね下が重くて太すぎる感じがする。もう少し細くしたら、もっと軽快でしなやかになると思う。
というわけで、全体にとても実用的なクルマである、という印象。冒頭の写真にあるように店の自作ステッカーを貼ったので、バッドマナーな運転はできませんww
しかし、スバルのクルマってのは、前のインプレッサもそうだったけれど、なかなか真面目な造りで説得力がありますねぇ。インプレッサの最新モデルなんかだと(フォレスターもほぼ同じですが)内装などちょっと大味になりつつある感じもあるけれど、それでも水平対向エンジンの独特な感じも含めて、味わいのあるクルマだと思う。これで、最低グレードの車両価格で200万切るんだから、C/Pはホントに高い。最低グレードと言っても、エアコン、電動ドアミラーなどなど、一昔前のフル装備だし。
さて、そろそろ慣らし完了ってことで、エンジン回しますかねw
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