遅まきながら、映画「セッション」を観た(サービスデイで1100円だったw)。
大音量での2時間弱は爽快だった。
なお、この映画、テーマは音楽ではない。人生というものを考えさせられる内容。
共感できるところが多々、だったけれど、ドラム好き、あるいはドラマーなら、むしろ「バードマン」を見るべし、と思う。
バードマンも、テーマは音楽ではないが、全編ドラムソロで展開する劇伴が素晴らしい。
叩いているのは、アントニオ・サンチェスとブライアン・ブレイド。
久しぶりに凄い映画を観たと思った。内容は、人生のリアルをダークなファンタジーで。
いろいろとツボで、かなり共感したw
実は、スティーブ・ガッドの70歳記念アルバム「70 STRONG」も素晴らしかった。
これは、マーカス・ミラーの「アフロディジア」と並んで、最近のヘビーローテーションの1枚。
鉄壁のリズムは当然として、メロディが素晴らしくて音楽がとてもクリア。
余計なものをそぎ落としていて、歳を取らないとできない領域だな、と感じさせる円熟の1枚。
というわけで、今年は前半にして、ドラム関連でずいぶん当たりに遭遇しているのであった。
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