先週、久しぶりに札幌に行った。
7月に函館に墓参りに行ったので、今年は年に2回も北海道に行った珍しい年だな。
ま、両方とも残念ながら1泊2日なのだが、、、。
今回の札幌行きは、ちょっと緊急な要件が発生して、急遽決まった。
ビジネスライクに日帰りだ、と思ったら、シルバーウイークの直前ってことで、行きの飛行機は取れるけど帰りが取れないので仕方なく1泊。
急に決めたので、飛行機も空いてないし、格安ツアーもない、ホテルも駅周辺の東横インはどれも満室、ってことで、なかなか難儀だった。
結果、行きは羽田7時発、帰りは千歳21時45分発という、まるまる2日間札幌滞在、って感じの旅になった。
ホテルは、札幌駅のすぐそばで函館本線を見下ろす部屋で、鉄道好きには堪らん部屋だった。
9月に改装オープンしたらしく喫煙ルームしか取れなかったけれど、タバコ臭くもなく快適。
今回痛感したのは、昔からのいわゆる「北海道」ってもの、名物的なものは、押し並べて劣化している、ということだな。
さっぽろ味噌ラーメンとか典型。観光客相手の海鮮丼の店なんかもそうだな。
昔のことは美化してしまうとか、こっちの口が荒れたり驕ったりってものあるかもしれないとは思う。
今回は、大通り公園から南は行かなかったので、すすきのの様子はまったく見なかったけれど。
晩飯は、駅ビルの地下でアイリッシュパブとかスペインバルに行ったのだけれど、こっちは酒の品揃えも料理も、悪くなかった。
あと、泊まったホテルの近くの別のホテルのバーが素晴らしく良心的で良かったね。
アイリッシュパブなどの後に発見して、スプリングバンクとグレンモーレンジの18年を1杯ずつ飲んで、とても良い夜だった。
大通り公園でオータムフェスタってイベントをやっていて、1丁目のテレビ塔の足の下では「オクトーバーフェスト」でドイツビールが飲めたのは良かったが、雨模様の平日とはいえ、こんなに空いているオクトーバーフェストは初めて見た。
東京・横浜のは異常だけれどね。
それでも肌寒いくらいの中、朝10時からやっているんだから良い街だ(行ったのは初日のホテルチェックイン前だったが)。
ま、でも、今回の最大のダメは、マッサン後の余市だなぁ、、、。
10年ぶりくらいに行ったんだけれど、展望塔は閉鎖だし、無料試飲はしょぼいし、エンジェルシェア香る貯蔵庫は閉めてるし、売店はしょぼいし、テレビにすっかり刈り取られてしまった感じで、もろもろ相当ダメ。
マッサンとリタの家がすし詰め状態で、有料試飲コーナーはガラガラ、というのが象徴的だね。
前回、チャーシューメンを食った駅前交差点の食堂は、ブームも何も関係なく廃業していた。
とりあえず、ラーメンだのウニ丼だの松尾ジンギスカンだのを食ったり、ドイツビールだのスコッチだのを飲んだり、がっかりしたり喜んだりして、2日で2.5キロ増えて帰ってきたが、1週間経過して元に戻った。
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