最近は、70年代とかの名盤がデジタルリマスターで発売されたり、それがamazonで中古で安く買えたりするので、「いまさらアルバムの全容を知る」なんてのがけっこうある。
典型がこれ。
イーグルスの「呪われた夜」(1975年)と「ホテル・カリフォルニア」(1976年)。
2枚続けて聞くと、とても良いw
中学生、高校生の頃なので、レコードを買い集めるような金はなかったから、シングルカットされたヒット曲だけは「エアチェック」しては「耳コピー」していた。
改めてアルバム全体を聴いて、どっちも名盤だ、と実感した。
高校生の頃は、オールマン・ブラザース・バンドとかドゥービー・ブラザースとかだったし、その後、Stuffに行ってしまったので、ヒット曲だけ聴いてなんとなく軽く見ていたのがイーグルスw
実はコーラスとか素晴らしい、ということがよく分かった。
去年の春に富士山麓で飲食店を始めてから、昼間はこれまでにないほど音楽を良く聴くようになった(ヒマな時間が多いw)。
インターネットラジオ「Jazzradio.com」のブルースチャンネルを流しっぱなしにしていたり、NHK FMの気に入った番組(土曜朝9時からのゴンチチの「世界の快適音楽セレクション」や金曜朝10時の「セッション2015」など)を流していたり。
インターネットラジオにしてもFMにしても、お? と思った曲とミュージシャンはWebサイトですぐに確認できるのが良い。
で、すぐにamazonで1000円やそこらのCDを買ってしまうw
全く知らなかったビッグネームがブルースシンガーの「Keb' Mo'」。
いやー、素晴らしい、とCDはほとんど買ってしまった。
あとは、「女バーデン・パウエル」と呼ばれたギタリスト「ホジーニャ・ヂ・ヴァレンサ」とか。
実は持ってない名盤、有名アルバム、ってのがけっこうあるので、再発見するってのも良いかもしれない。
例えば、ビリー・ジョエルとかスティービー・ワンダーなんかは、ベスト版とほかに1枚、くらいだったりするw
店の音響システムはペアで3万円弱の小さなスピーカーでチープ(アンプとCDプレーヤはそこそこだけど)なので「オーディオ的な聴き方」ではないのも、かえって良いのかもしれない。
ま、でも、毎日数時間は鳴らしているので、スピーカーのエージングはもう終わった感じだ。
低音の迫力はないけれど、悪くない音になったと思う。