前の前のクルマに21年乗ったので、その頃から、次のクルマに同じくらい乗るとすれば運転適格年齢も考えると、それが「最後のクルマ」になるな、なんて考えていたのだけれど、諸般の事情で呆気なくスバルのリースに移行してしまい早5年以上が経過。
しかも、リースの1台目は乗ってビックリの上品なキレのある良いクルマだったけれど、リースアップ1年前に「田舎ならこっちのクルマでは?」と好条件でSUVを提案されて、停車中にぶつけられるなんてこともあったので4年で乗り換えてしまいました。
田舎では毎日クルマで移動なので、なるべく壊れないってことが前提になるのと、仕事で使うし惚れ込んでいるわけでもないので、クルマを所有する気にならない(月々の経費にするのがお金の面でも楽)のではありますが、それにしても5年で乗り換える前提なのがリースなので(それはまったく良いこととは思えないのではありますが)、ちょっと最後のクルマ選びは遠のいたかもしれない、という感じがありました。
今から考えると、1989年から2010年までの21年間は、他のクルマのことを一切考えなくてよい幸せな時期でありました(クルマについてかなり浦島太郎的になったけれど)。それと、思ったよりずっと丈夫でトラブルが少なかったのも良かった。基本、イタリア車は「丈夫」なんですよ。細かいとこの詰めがアレですがw
自分にとっての理想のクルマってのは、マニュアルトランスミッションで1600~2000ccの4気筒エンジン、後輪駆動のシンプルなセダンかクーペ(トランクがあることが大事)ではありますが、このフォーマットのクルマはほぼ絶滅してしまいました。
次のクルマは、少なくとも「トランクのあるタイプでマニュアル」(トランクがないと炎天下で車内が全部暑くなるでしょ。生もの仕入れに行くときのクーラーバッグまでもが、、、)にしたいのですが、スバルであればWRXとかになってしまって本末転倒感が一杯だし、「アイサイト」のような自動危険回避システムと人間のクラッチワーク(機械より信頼できない)との相性が悪いのでマニュアルはどんどんなくなる方向らしく、中古で何か探すしかないかもしれませんね。
というわけで、そろそろ「最後のクルマ」ってことを意識しつつも、リースはあと4年弱残っているという状況で、なんとなくクルマ業界ではFR復活気配もあるみたいなので、それはそれで良いかも、という今日この頃。
知人が最後のクルマにシトロエン2CVを選んだという話を聞いてのエントリでしたw
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